【離乳食初期】おかゆ中心の進め方をマスターすれば不安はなくせる

離乳食初期といえば10倍がゆから。
作り方も進め方も色々ある中、一体どんなやり方で始めたらいいんだろう、と悩むママもいらっしゃるかと思います。

育児サイトやアプリにあふれかえる離乳食レシピ。
多くのレシピがありすぎて迷うかもしれませんが、初期の頃はもちろん、完了期まで、凝ったメニューを作る必要はまったくありません。
シンプルなものでOK。
口の動きを発達させて、噛むことができるようにするのが離乳食の目的なんですよね。

この記事では、
✔︎離乳食初期のおかゆの進め方がわからない
✔︎離乳食初期にどんなおかゆを作ればいいかわからない

といった方に向けて、初めての離乳食に不安なママでも簡単に作れるおかゆについて紹介しています。



離乳食初期のおかゆの作り方

こんにちは、脳と心を育む栄養コンサルタントの高野( @takano_nao)です。

色んな作り方ある離乳食のおかゆ。
生のお米から作るもの、炊いたご飯から作るもの、色々あります。

私の場合、大人のご飯を多めに炊いて、ご飯からおかゆを作るのが一番速いしラクに感じたので、離乳食が終わるまでその方法で作っていました。

離乳食初期のおかゆは10倍がゆ
計量して作るなら、炊いたご飯:水=1:5の割合となります。
(お米から炊く場合は米:水=1:10です)

毎回計るのは面倒くさくなってくるので、私はだいたい目安の量を鍋にかけ、鍋でご飯をつぶしながら、ヨーグルト状やポタージュ状になるよう、途中で水を加えるなどして調節していました。
ざっくり作り始めても大丈夫。

10倍がゆの作り方も、鍋、電子レンジ、炊飯器とありますが、どれも最後は自分でご飯粒をつぶしてペースト状になるまで、なめらかにする必要があるんですね。

私がしていたお鍋で作る方法だと、マッシャーで広い面積のご飯を一気になめらかにすることができて、後片付けもラクチン。

この点、すり鉢や裏ごし器を使ってペースト状にすると、目詰まりしてしまって洗うのが大変なんです(一度経験してます)。
スポンジでごしごし洗ってもご飯粒が残ると不衛生ですよね。

毎日のことなので、なるべく後片付けの手軽さも大切だなぁと感じています。


離乳食初期のおかゆの進め方

続いて、離乳食初期のおかゆの量を把握しながら、開始初日から2ヶ月後までのイメージをつかんでおきましょう。

初日〜1週間目の量は?

離乳食初日。
母乳やミルク以外の初めてのご飯、ということで、ママも緊張しますよね。

最初はスプーン1さじから始めることになります。
もちろん赤ちゃんも初めて目にすることになるので、始めはうまく口を開けてくれるかはわかりません。

初日は1さじ、2日目は2さじ、3日目は3さじ‥といったように、ゆっくりと増やしていきましょう。
思うように食べなくてもがっかりしないでくださいね。
赤ちゃんの興味や体調、気分などによって、スムーズに進まないことの方が多いくらいに思っておく方がママの気持ちはラクかもしれません。


2〜4週間目の量は?

1週目に引き続いて、2〜4週目も特に問題がなければ、食べられるおかゆの量を増やしていきます。
離乳食を開始してから4週目が終わった頃、つまり1ヶ月経った頃に食べられる目安量は上の写真のとおり。

ただ、食べる量にはもちろん個人差があるので、赤ちゃん一人ひとりの発達の状況に合わせてあげてくださいね。
初期の頃は“ゴックン”という口の動きができるようになることが目標なので、母乳やミルクを飲んでいれば栄養としては問題はありません。

また離乳食開始2週目は、野菜や果物をスタートする時期になります。

初期に食べられる野菜と果物を1種類ずつ、最初は1さじから、2〜3日続けて与えていきます。

アレルギーの心配があるので、“初めて与える食材は午前中に1さじから”が基本。
新しい食材を食べたあとに、顔や全身の湿疹、まぶたの腫れ、咳、嘔吐、下痢などのアレルギー症状が出た場合は、すぐにかかりつけの小児科で診てもらえるよう診療時間についても確認しておいてくださいね。


5〜8週目の量は?

離乳食開始5週目、つまり2ヶ月目に入ったら2回食に進む時期となります。
午前中に1回、それから4時間ほど空けて午後にもう1回、というリズムです。

ただ、2回食になったからといって、1回あたりの量を急に増やすというわけではありません。
例えば、1回目の離乳食はそれまで通りの量を作り、2回目の離乳食はその半分以下からスタートする、といった感じですね。
あくまでも、食べる量は少しずつ増やしていきます。

また、新しい野菜を増やしつつ、初期に食べられる豆腐や白身魚などのたんぱく質にも挑戦していく時期
なので、野菜の増やし方と同じように、豆腐や白身魚などのペーストも1さじからスタートしていきましょう。

添加物の少ないパンも使える時期になるので、パン(ミミなし)を細かくちぎって作るパンがゆは、ご飯のおかゆとはまた違った風味があって、赤ちゃんも興味をもってくれるかもしれません。



離乳食初期はおかゆ中心に進めてOK

以上に書いたように、離乳食を開始して8週目までが初期の時期となります。

毎回、10倍がゆに野菜ペースト、たんぱく質ペーストの3品を用意するのはとっても大変ですよね。鍋で作るなら1食作るのに、3回も火にかけることになります。

そこで。
野菜やたんぱく質のペーストは10倍がゆやパンがゆに投入してしまいましょう。
1回の離乳食が1品でも2品でも、ゴックンと飲み込む練習をするのに影響はありませんし、味つけなしが基本なので、素材の味を味わうことで味覚は育ちます。

離乳食以外にも赤ちゃんのお世話はたくさんあるので、ママの余裕がない時は無理をしないで、おかゆ中心に進めていきましょう。



今回は、「離乳食初期のおかゆの進め方がわからない」「離乳食初期にどんなおかゆを作ればいいかわからない」といった方に向けて、初めての離乳食に不安なママでも簡単に作れるおかゆについて書いてみました。

離乳食の本などを見れば見るほど、きれいで整った離乳食を作らないといけないのでは‥と自分でハードルを上げてしまいがち。
まったくそんなことはないんですよね。

ペーストにして食べさせてあげる、というだけで十分なので、気楽にかまえていってください。


離乳食の目的や全体像について前もって理解しておくと不安が和らぎます。
こちらのページから離乳食の各時期の特徴についても、ぜひご確認ください。

離乳食の進め方は?


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ABOUT US
高野 七緒
栄養コンサルタント/子育てアドバイザー/ライター。 育休復帰後に時短勤務を続けていましたが、仕事と家事、育児をこなすだけで体力も精神力も限界に。気持ちに余裕を持って子どもたちと関わりたい、そのために自分自身がもっと柔軟に働きたい、と思うように。 家族と自分を大事にするため個を発揮できる働き方へシフト。地方公務員として14年勤務後、食と教育の資格を複数取得し2020年からフリーに。 モットーは、“日々の何気ない食卓を子どもへの財産に変える”こと。