離乳食後期の納豆の量は?小粒はOK?大人も満足のカミカミレシピ

生後9〜11ヶ月頃が離乳食後期とされていますが、3ヶ月程の期間があり、その間に噛む力も大きく変わるのが後期。

だいぶ離乳食は進んできたし、たくさん量も食べるようになるんだろうか。
噛めるようになってきたし、もっとレパートリーを増やさないといけないのかな。

と、また新たな悩みが出てくる時期でもありますよね。

今回は、前回に引き続き、後期での納豆を取り上げます。

この記事では、
✔︎離乳食後期の納豆の量はどれくらい?
✔︎離乳食後期に小粒納豆は食べられる?
✔︎カミカミレシピのレパートリーを増やしたい

といった方に向けて、離乳食で使う納豆の量を押さえながら、大人メニューも同時に用意できる納豆カミカミレシピについて紹介しています。



1.【離乳食後期】納豆の適量はどれくらい?

こんにちは、献立作りを不要にする栄養コンサルタントの高野( @takano_nao)です。

納豆は、離乳食中期から食べられる食材。
栄養満点な納豆なので、アレルギーに注意しながらも、うまく離乳食で使っていきたいですよね。

栄養の観点からすると、納豆はたんぱく質の一つですが、離乳食で使うたんぱく質は多くの種類を扱っていくことになるので、何をどれだけ?と迷うことも多いですよね。

離乳食でのたんぱく質の適量については、納豆を含め、こちらの記事でまとめてありますので、ぜひ一度確認してみてください。

もう悩まない。離乳食のたんぱく質1日量を10秒で理解しよう


中期に食べられる納豆の目安は、1食あたり約15g。
1パック(40g)の1/3程度ですね。

そして、後期は同じく18g、1パックの半分弱となります。
上の写真のように、ざっくり半分弱で大丈夫。

完了期になっても、適量は20gでほぼ変わりません。

赤ちゃんに食べさせる食材の量は、ママとしては気になるところですが、食べる量も吸収量も人それぞれ。

一般的な目安として、〜gという数字を色んなところで目にしますが、あまり数字にとらわれる必要はないので安心していきましょう

ただ、1食の中で、納豆のほかに肉や魚、卵などと合わせて摂る場合は、それぞれを半量や1/3になるように調整します

赤ちゃんの未熟な消化機能を考えて、この点は注意してくださいね。


2.【離乳食後期】小粒納豆は食べられる?

納豆もほかの食品と同じく、中期で初めて離乳食で取り入れる時には、モグモグしやすいように細かくみじん切りにしてから与えますよね。

後期に入り、だいぶ口の動きが上手になってきて、そろそろ小粒がいけるかも、と思われるかもしれません。

でも、後期になったからといって、急に噛む能力が上がるというわけではないんですよね。
量と同じく、形状についても中期の延長で、少しずつ食材の大きさを変えていけば大丈夫です。

離乳食の進み具合は人それぞれですし、赤ちゃんによっては、小粒納豆くらいのものをよく噛んで食べることができる場合もあるかもしれません。


私は仕事復帰を控えていたこともあり、次男には早く完了期の食事を噛めるようになってほしくて、食材の形を少し大きめにして作ったことがありましたが、うまく噛めないし飲み込めませんでした

急ぎすぎはだめですね。
離乳食に限らず、親の都合に応じて子どもが成長するわけもないので、慌てずにかまえていきましょう。

小粒が難しいなと感じたら、それまで通り、ひきわりで十分です。

納豆はいつから?離乳食中期から色んなレシピに応用できる!必須テク3選

こちらの離乳食中期の記事で紹介していますが、納豆レシピの調理テクは、後期以降ももちろん使えるものです。

ひきわり納豆や小粒納豆を
✔︎おかゆ(軟飯)に入れる
✔︎スープに入れる
✔︎野菜と和える

のパターンで噛む練習をしていきましょう。



3.餃子の皮で簡単♪大人も満足できる納豆レシピ

離乳食後期は3回食のため、大人の食事と合わせていかに効率よく作れるかが一つのポイントになります。

大人食からの取り分けは、形状が大人食に似てくる後期頃からがさらに便利になりますよね。

今回は餃子の皮を取り上げ、“包む”に焦点をあてました。
ご飯や野菜と“混ぜる”、スープに“入れる”、とは別に、レパートリーを増やすヒントになれば嬉しいです。

3−1.つるんと蒸し餃子

(材料)
ニラ 大さじ2
ツナ 小さじ2
納豆(ひきわり) 1パック
餃子の皮 6枚程度

(作り方)
1.ボウルに、2-3mm幅にカットしたニラ、ツナ、納豆を入れて混ぜ合わせる。
2.餃子の皮で1のたねを包み、縁にひだを作らないように、水をつけてとめ合わせる。
3.フライパンに薄く油をひき、中火でふたをして片面を3分程度加熱し、ひっくり返したら水を適量入れて同じく3分程度蒸し焼きにする。

食べにくい緑黄色野菜もほかの食材と包むと食べやすくなることってありますよね。

苦手な食材も餃子の具材に
あまり見たことがない形だと食べてくれるかもしれません。

蒸し焼きの途中で水分がなくなってしまうと、餃子がフライパンにくっつきやすくなりますので、水分量に注意してくださいね。

蒸し焼きにすると、表面がつるんとした仕上がりになるので、後期の初め頃のつかみ食べにぴったりです。

大人が食べる際には、ポン酢やラー油など、お好みのたれとともに味わってください。


3−2.まんまる餃子

(材料)
鶏ミンチ 大さじ3
玉ねぎ 大さじ2
納豆(極小粒) 1パック
餃子の皮 10枚程度

(作り方)
1.ボウルに、鶏ミンチ、粗みじん切りにした玉ねぎ、納豆を入れて混ぜ合わせる。
2.餃子の皮2枚で1のたねをはさみ、水をつけて円の縁をとめ合わせる。
3.フライパンに薄く油をひき、中火でふたをして片面を3分程度加熱し、ひっくり返したら水を適量入れて同じく3分程度蒸し焼きにする。最後にふたをとり、やや水分を飛ばす。


離乳食では、ミンチをいつから使うか?という悩みが出てくると思います。
鶏ミンチは中期の後半から使えますが、豚肉、牛肉のミンチ肉は脂肪分が多いのが難点

調理しやすい面はありますが、赤ちゃんの消化不良をまねく可能性があるので、後期に使えるようになっても、なるべく遅めの方が安心かな、と考えています。

これも、大人向けにはお好みのたれで召し上がってください。


3−3.パリパリスティック2種

◾️チーズ入りスティック

(材料)
粉チーズ 大さじ1
納豆(ひきわり) 1パック
餃子の皮 6枚程度

(作り方)
1.ボウルに、粉チーズと納豆を入れて混ぜ合わせる。
2.餃子の皮で1のたねを包み、スティック状になるよう水をつけながら巻き、両端もとめ合わせる。
3.薄く油を引いたアルミホイルをトースターに敷き、焦げ目がつくまで焼く。


チーズの中でも特にカルシウムを多く含むのが粉チーズです。
粉チーズは後期から使える食材なので、調味も同時にできて便利。

混ぜ込むだけで手軽にカルシウムを補給できるのが嬉しいですね。

大人にとっても食べやすいおつまみになります。


◾️青のり入りスティック

(材料)
キャベツ 大さじ2
青のり 大さじ1−2
納豆(極小粒) 1パック
餃子の皮 6枚程度

(作り方)
1.ボウルに、粗みじん切りにしたキャベツ、青のり、納豆を入れて混ぜ合わせる。
2.餃子の皮で1のたねを包み、スティック状になるよう水をつけながら巻き、両端もとめ合わせる。
3.薄く油を引いたアルミホイルをトースターに敷き、焦げ目がつくまで焼く。


青のりは離乳食中期から使えます。
ふりかけるだけでビタミン、ミネラルがとれる優秀な食材なんですね。

血液や細胞を作ったり、成長をうながす働きをする栄養素を多く含むので、少量でもコツコツとっていきましょう。

青のりは火を通すと香りが立つので、食欲を引き出すのにもいいですね。

これらのスティックは、蒸し焼きに比べると皮が固めになります
完了期間近の後期後半あたりから試してみてください。



今回は、「離乳食後期の納豆の量はどれくらい?」「離乳食後期に小粒納豆は食べられる?」「カミカミレシピのレパートリーを増やしたい」といった方に向けて、大人メニューも同時に用意できる納豆カミカミレシピについて書いてみました。

離乳食と一緒に大人食の一品を作ることができたら嬉しいですよね。

包む作業はやや時間がかかるので、中身の具材をできるだけシンプルに、ぱぱっと用意できるものを選ぶ、というのもポイントです。

ハンバーグや炒め物の残りなど、中途半端に残ってしまった食材でも、細かく刻んで混ぜ合わせればリメイク可能!

少し手間がかかりそうな餃子料理も気負うことなく楽しんでいきましょう。


離乳食の目的や全体像について前もって理解しておくと不安が和らぎますよね。
こちらのページから離乳食の各時期の特徴についても、ぜひご確認ください。

【コツがわかる】離乳食の進め方


(参考文献)
『子どもに効く栄養学』中村丁次・牧野直子監修(日本文芸社)


離乳食で悩むママのための
離乳食カウンセリングのご案内

離乳食作りに不安を感じる方に向けて、カウンセリングを始めました。 レシピに頼らなくても、あなたの料理のスキルや道具でできる時短シンプル離乳食の作り方をお伝えします。 型を把握したら離乳食作りはラクチン。 離乳食で感じている不安や負担を少しでも軽くするお手伝いができればと思っています。

ABOUT US

栄養コンサルタント/ライター。 育児復帰後に時短勤務を続けていましたが、仕事と家事、育児をこなすだけで体力も精神力も限界に。気持ちに余裕を持って子どもたちと関わりたい、そのために自分自身がもっと柔軟に働きたい、と思うように。 家族と自分を大事にするため個を発揮できる働き方へシフト。地方公務員として14年勤務後、複数の食資格を取得し2019年から異分野でフリーに。 モットーは、“日々の何気ない食卓を子どもへの財産に変える”こと。