これでOK!旅行に冷凍した手作り離乳食を持っていく注意点と確認ポイント

赤ちゃんが生まれて数ヶ月のうちは毎日の生活はいっぱいいっぱいですよね。
ほんの数時間お出掛けするだけなのに、山盛りの荷物に移動も重労働。

個人差はありますが、それが半年ほど経つ頃には、少し夜の授乳回数が落ち着き、ママの気持ちにもゆとりが出てくるのではないでしょうか。
そろそろ宿泊をともなった旅行をしてリフレッシュしたい!と思いますよね。

この記事では、
✔︎旅行にも手作りした離乳食を持っていきたい
✔︎冷凍の離乳食を持ち運ぶときの注意点を知りたい
✔︎旅行に行く前に確認すべきことを知りたい

といった方に向けて、冷凍した手作り離乳食を持ち運ぶときの注意点と、事前に確認しておくと安心できることについて書いています。

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1.手作りした冷凍の離乳食を持ち運ぶ&与える時の注意点

こんにちは、献立作りを不要にする栄養コンサルタントの高野( @takano_nao)です。

出産後、はじめて外泊をともなう旅行をするときには、色々心配なことが出てきて不安なもの。
離乳食もその一つです。
いつも食べ慣れている離乳食を旅行にも持っていきたいと思いますよね。

手作り離乳食を持ち運ぶときのポイントは、旅行当日の朝に作った離乳食も、事前に冷凍しておいた離乳食も、次のとおり扱いは同じです。

✔︎離乳食をしっかり保冷すること
✔︎食べる時にはしっかり加熱すること
(加熱ムラをなくすよう時々混ぜて加熱する)

移動手段や移動時間の長さ、季節によりますが、私は持ち運ぶときの衛生面がかなり気になる方でした。

・移動に4時間かかるけど、保冷剤は何個入れたらいい?
・車の助手席に保冷バッグを置いておいて、中の温度に影響はないか

といったことですね。

適切な保冷温度を保てないと雑菌が繁殖し食中毒になる可能性があるので、特に抵抗力のない赤ちゃんには気を遣いますよね。
季節も、夏は思っていた以上に速く保冷剤が溶けてしまうことがあるので、保冷温度を保つことが必要になってきます。

そして、離乳食を食べる時には、当然ですが、十分に加熱することが必要になってきます。
旅行の道中やホテルにおいて、電子レンジなどで加熱調理ができるかどうかを念頭に置いてください。


2.旅行前に確認しておきたいポイント

心配事の多い赤ちゃんと一緒の旅行。
家で離乳食を食べていても、環境が変わった外の環境で同じように食べてくれるかはわかりません。環境の変化は赤ちゃんにとってストレスになるので、なるべく家と同じように手作りのものを食べられるよう気にかけてあげたいですよね。

そこで、レストランやホテルなどでどのくらい離乳食に対応してくれるか、は大事なチェックポイントになってきます。

例えば、
✔︎道中のレストランや宿泊先で電子レンジが使えるか
✔︎メニューに離乳食やおかゆ、おじや、うどん、お味噌汁、果物、パンがあるか
✔︎大人メニューから取り分けたい場合、薄味に変更するなど調味料に配慮してもらえるか
✔︎お白湯を提供してもらえるか

などですね。

そのほか、赤ちゃんの好きな食べ物があれば、それに関連したメニューがあるかどうかなどもポイントになってきます。


我が家では、次男が10ヶ月の時に電車で1泊旅行に行きましたが、移動が電車だったため、お昼の離乳食はベビーフードを、夜ご飯にはホテルでご飯を注文し、それに持参したとろみのあるベビーフードのおかずをかけて、柔らかくしながら丼にして与えていました。

当時は2歳半の長男の幼児食と、次男の離乳食、大人食と日々3タイプのご飯を作っていたのでヘトヘトに。
旅行に離乳食を冷凍してもっていく気力はなかったように思います。

和食の店やホテルには、白米だけのご飯とお味噌汁が大抵はありますよね。
このご飯とお味噌汁があるだけで私は安心できました。ご飯をお味噌汁に浸してふやかすと軟飯になります。旅行中に不足しがちなたんぱく質をお味噌汁の豆腐から摂れることも嬉しいですね。

またたんぱく質のほか、ビタミンも摂れれば栄養バランスとしてはより良くなるので、りんごやバナナ、みかんといったその時にすでに食べたことのある果物を提供してもらえるか、ということも確認しておくといいと思います。
スプーンのへらでつぶしたり、ナイフで適度な大きさにカットしてあげられます。



3.旅行2日目以降は市販品の利用も

手作りした冷凍の離乳食を与えることができるのは、十二分に保冷に気をつけていたとしても1日目のみになります。
なので、旅行2日目以降は市販のベビーフードを使ったり、飲食店の離乳食メニューやおかゆ、うどんなどを利用していきましょう。

普段食べ慣れていないものになると、食べてくれない場合もあるので、旅行前に一度ベビーフードを試してみるのもいいですね。

色々準備したのに“食べない!”となった時の想定をしておくと安心です。
イヤイヤ〜が始まると、お腹が空いたことによるイライラも入ってきたりして混沌状態に。

我が家ではこんな時、最終手段のベビー用おやつをお出掛けや旅行には携帯していました。
何か赤ちゃんが食べられるものがないと親としては本当に困りますよね。今は市販のおやつでも栄養を取り入れたものがあるので、食事しないよりはマシ!だと思って利用していきましょう。

まだ母乳やミルクを飲む時期なので、数日でみて、食事からの栄養バランスが摂れていたら大丈夫ですよ。



今回は、「旅行にも手作りした離乳食を持っていきたい」「冷凍の離乳食を持ち運ぶときの注意点を知りたい」「旅行前に確認すべきことを知りたい」といった方に向けて、冷凍した手作り離乳食を持ち運ぶときの注意点と、事前に確認しておくと安心できることについて書いてみました。

子どもが小さいときの旅行はトラブル必須ですしなかなか大変なものですが、それだけ記憶にも残ります。
家族の素敵な思い出になる旅行を楽しんでくださいね。

離乳食の目的や全体像について前もって理解しておくと不安が和らぎます。
こちらのページから離乳食の各時期の特徴についても、ぜひご確認ください。

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頑張らないから続く♪
ゆるっと離乳食のススメ

離乳食の本やサイト、SNSを見てグッタリしていませんか?離乳食は赤ちゃんに応じたシンプルなもので十分!「理想ではなく“できること”を提案してくださるのでやる気が出ました」「ここまでまとまった資料が半年前にほしかった」とお客様の嬉しい声が♪コツをおさえてゆるっと離乳食で気持ちを軽やかにしましょう!

ABOUT US
高野 七緒
栄養コンサルタント/子育てアドバイザー/ライター。 育休復帰後に時短勤務を続けていましたが、仕事と家事、育児をこなすだけで体力も精神力も限界に。気持ちに余裕を持って子どもたちと関わりたい、そのために自分自身がもっと柔軟に働きたい、と思うように。 家族と自分を大事にするため個を発揮できる働き方へシフト。地方公務員として14年勤務後、食と教育の資格を複数取得し2020年からフリーに。 モットーは、“日々の何気ない食卓を子どもへの財産に変える”こと。