【ガスト編】離乳食メニューがなくても大丈夫!外食時に役立つ5つのポイント

離乳食が始まると気になるのが、お出かけ先のレストランには離乳食があるのか、持ち込んでもいいのか、ということ。
あるとなしとでは、前もっての準備は雲泥の差になります。

小さな子ども連れでもまだ行きやすいのがファミリーレストラン。
今回は“ガスト”について取り上げます。

この記事では、
✔︎ガストに離乳食はあるの?
✔︎ガストに手作り離乳食を持ち込んでもいい?
✔︎乳児と一緒に外食する時の確認ポイントは?

を知りたい方に向けて、離乳食が必要な赤ちゃんと楽しむための、外食時に確認しておくと役立つ5つのポイントとお店選びのコツについて紹介しています。

(取材日:2020年1月9日兵庫県)

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1.赤ちゃんと楽しむためのガストの基本情報

こんにちは、献立作りを不要にする栄養コンサルタントの高野( @takano_nao)です。

家族でのお出かけやママ友との集まり。
離乳食を食べている赤ちゃんとの外食でまず気になるのは、離乳食を持っていく必要があるかどうか、ですよね。

市販の離乳食はOKだけど手作りのものはアウト、という場合もあるので、つい気になってしまうもの。

今回はファミリーレストランのガストについて調査に行ってきたので、参考にしてもらえれば嬉しいです。
まずは、ガストの赤ちゃんへの対応は次のとおりとなっています。

<ガストでの赤ちゃんの食事事情>

離乳食・なし
・手作りでも市販でも持ち込み可
電子レンジ使用可(スタッフにお願いすればチンしてくれる)
ベビーチェアあり
食器・お皿、コップ、スプーンあり
・麺を切るためのナイフ使用可
トイレベビーシートあり


離乳食メニューはないものの、手作りの離乳食を持ち込んでよい、かつ、お願いすれば電子レンジで温めもしてくれる、というのは嬉しいですね。

市販のものはもちろん、手作りの離乳食は時間が経つと冷めてしまうので、温かい状態で食べさせてあげられる、というのはありがたいことです。

食事を楽しむ赤ちゃん

また、店内の調理室では、小麦粉や卵、魚介などアレルギー食材を扱っているため、電子レンジにかける際にその粉末が混ざる危険性があるとのこと。

アレルギーが気になる場合は、ラップをしてレンジにかけるので、その場でお声がけください、とのことでした。
細かな配慮が嬉しいですね。

電子レンジでのラップまで対応してもらえるかは店舗により異なるので、気になる場合は、利用店舗に直接確認してみてくださいね。

次に、レストランに離乳食がない場合に役立つチェックポイントについてみていきます。


2.離乳食メニューがない時に役立つ5つのポイント

ファミリーレストランでキッズメニューがあるところは多いと思いますが、離乳食メニューまではなかなかないですよね。
それなら、その場で作ろう!というのが私のスタンスです。

次の5つのポイントを前もって確認しておくと、月齢が小さくても食べられるかどうかがわかるので安心できます。

2−1.ご飯とお味噌汁

まずは、ご飯とお味噌汁。
大人が注文した定食にはついてきますし、単品でも注文可能です。

お味噌汁の具は、わかめとねぎ。
子ども用のお皿を使うことができるので、お味噌汁にご飯を浸しながらあげると、離乳食中期〜後期頃の5倍がゆに慣れた赤ちゃんは食べられるのではないでしょうか。

我が家でも、外食の際にはご飯とお味噌汁があるかどうかの確認は必須でした。
和食メニューが少なくても、この2つを提供しているお店は多いですね。

ほかの火の通った卵メニューがあれば、そこから卵だけをピックアップして、ご飯とお味噌汁に混ぜ合わせれば即席のおじやにもできます。

2−2.雑炊

1種類だけ雑炊がありました。
えびなどの魚介類は離乳食期はタブーとなります。
また、きのこ類については離乳食後期頃から食べられる食材ですが、繊維質が多くかみにくいので、細かく切った方が安心です。
備え付けのナイフは自由に使えますので、きのこを食べる場合は、食べられる大きさに切ってからあげてくださいね。

2−3.丼物

続いては、丼物です。
親子丼や牛丼はありませんでしたが、カツ丼がありました。
カツは、離乳食完了期の赤ちゃんなら小さくカットすれば食べられるかもしれませんが、月齢が小さい場合は、卵とご飯だけ利用しましょう

丼自体にだしを含んでいるので、味噌汁と合わせてひたひたにすれば、さらに食べやすくなります。

2−4.麺類

うどん系はなかったですが、数は少ないもののパスタメニューはありました。

パスタはナイフで月齢に応じた長さに切り、塩分の多いソースはティッシュなどで少し取り除くなどしてからあげてくださいね。

ただ、大人用のパスタなので麺がアルデンテだと赤ちゃんにとっては固いかもしれません。一度ママやパパが食べてみて確認してあげるといいですね。

2−5.スープ類

コーンスープと日替わりスープがありました。
日替わりスープは、玉子スープや玉ねぎのコンソメスープなど。

コーンスープはとうもろこしを食べたことのある赤ちゃんなら飲めるのが助かりますね。ただ、塩分が強いので、持参したおかゆやお白湯などで薄めてあげるのがいいかもしれません。



以上の5つのポイントを踏まえると、10倍〜7倍がゆを食べている離乳食中期頃までの赤ちゃんについては、おかゆを持参した方が安心ですね。
おかゆさえ持ってくれば、月齢が小さくても、お味噌汁や雑炊、コーンスープなどと合わせて食べられるのではないでしょうか。

離乳食後期以降の赤ちゃんについては、上の大人メニューをうまく利用すれば間に合うように感じました。


3.離乳食完了期に外食する時のお店選びのコツ

明るいレストラン

これまでお店に離乳食がない時の、メニューの確認ポイントをみてきましたが、次にハード面、設備の確認ポイントをおさえておきましょう。

離乳食も完了期になると、だいぶ固形のものが食べられるようになってくるので、お出かけがしやすく大人ともにワクワクが増える時。

前もってお店の設備についてチェックしておけば安心して外食を楽しめます。

3−1.座敷・個室をチェック

座敷

お店選びのコツ、1つ目は座敷や個室があるかどうか。

自分で立てるようになり、よちよち歩きができるようになってくると、好奇心いっぱいの赤ちゃんはどこにでも歩きまわります。

ベビーカーやベビーチェア、ソファ席で座らせることができたとしても、“歩きたい”が叶えられないとぐずったり暴れたりで、外食を楽しむどころではなくなってしまうんですよね

その点、座敷や個室があると、歩けるスペースあるので安心。

疲れて寝てしまう時はそのまま床に寝かせることができるメリットも大きいですね。


3−2.おむつ替えスペースをチェック

おむつ交換台

お店選びのコツ、2つ目はお手洗いにおむつ替えのスペースがあるかどうか。

最近は子ども連れでの利用を想定する施設には赤ちゃん用のお世話スペースがよく見られるようになってきました。

授乳や調乳ができるコーナーやおむつ替え台などですね。

私は過去、うっかりおむつ替えスペースがないお店を利用したことがあり、お手洗い前のスペースでベビーカーの上でおむつを替えたり、屋外でお手洗い探しが間に合わない場合は、そのまま屋外で取り替えたこともあります(汗)。

おしりが濡れて気持ち悪い時の赤ちゃんのぐずりは1歳を過ぎても加速するのみ。

お出かけ時の確認ポイントは多いですが、この点もぜひ注意してくださいね。


4.“食べない”を想定して準備しよう

どれだけ事前にお店のリサーチをして“よし!これで大丈夫”と思っても、いざその場面で赤ちゃんが機嫌良く食べてくれるかどうかはわかりません。

そのために、補食としてのおやつの持参は必須となります。
赤ちゃん用のせんべいやビスケット、パックジュースなど、常温で保存ができるものですね。
食後にミルクを飲んでいる場合はミルクも必須です。

我が家でも、それほどリサーチすることなく入ってしまった飲食店で、子どもが食べられるものがなく、とても困ったことがあります。
お腹が空いている赤ちゃんの機嫌は悪くなる一方。やはり、いざという時にすぐに食べ物を与えてあげられることは大切なんだと実感した出来事でした。



今回は、「ガストに離乳食はあるの?」「ガストに手作り離乳食を持ち込んでもいい?」「乳児と一緒に外食する時の確認ポイントは?」を知りたい方に向けて、離乳食が必要な赤ちゃんと楽しむための、外食時に確認しておくと役立つ5つのポイントとお店選びのコツについて書いてみました。

これで外食時の不安が少し和らいだのではないでしょうか。

家族そろってのリフレッシュや友だちとの団欒は、赤ちゃんにとってもママにとっても大切な時間。
準備は万端に、楽しく美味しいひとときを過ごしてくださいね。

ココスの離乳食事情については別記事にまとめてありますので、よければこちらも参考になさってください。


また、離乳食の目的や全体像について前もって理解しておくと不安が和らぎますよね。
こちらのページから離乳食の各時期の特徴についても、ぜひご確認ください。

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ゆるっと離乳食のススメ

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高野 七緒
栄養コンサルタント/子育てアドバイザー/ライター。 育休復帰後に時短勤務を続けていましたが、仕事と家事、育児をこなすだけで体力も精神力も限界に。気持ちに余裕を持って子どもたちと関わりたい、そのために自分自身がもっと柔軟に働きたい、と思うように。 家族と自分を大事にするため個を発揮できる働き方へシフト。地方公務員として14年勤務後、食と教育の資格を複数取得し2020年からフリーに。 モットーは、“日々の何気ない食卓を子どもへの財産に変える”こと。