離乳食中期の量がわかりにくい!“食べない”と悩む時にできる2つの工夫

離乳食を始めて2ヶ月が経過。

おかゆや野菜、豆腐や魚のペーストに少しずつ慣れてくる時期になります。

次は離乳食中期へと進む時期。
育児本やサイトを見ては、色んな例がありすぎて、一体どんなふうに変えていけばいいのか不安になることもありますよね。

この記事では、離乳食中期において食事内容の変化のさせ方と、赤ちゃんが思うように食べなくなった時の心がまえについて書いています。

 

ペースト状からみじん切りへ


私がよく使っていたサイトから、中期に入ったら食べられる食材についていくつか挙げておきます。

初期の頃と同様、赤ちゃんに与える時は、細かく刻んで加熱したり、すりおろしておかゆにまぜたり、とろみをつけたり、食材によって調理方法が異なるので十分注意してあげてくださいね。



★離乳食中期頃から食べられる食材
うどん、さといも、卵(最初はかた茹でした黄身だけ)、牛乳(加熱して少量から)、ヨーグルト(プレーン)、カッテージチーズ、納豆、高野豆腐、さけ(白身魚)、ツナ缶(水煮)、鶏ささみ、レタス、なす、きゅうり、さやいんげん・スナップえんどう、柿など。


(参考)和光堂「離乳食の食材チェックリスト」
https://community.wakodo.co.jp/community/babyfood/checklist/


次に、初期から中期に進むにあたって、食事の変化のさせ方について説明します。



ポイント①固さも量も少しずつ変化させる


離乳食中期は、新たに食べられる食材がぐっと増える時期。
肉魚、卵、乳製品で扱える食材が広がるので、ママとしてはややプレッシャーに感じることがあるかもしれません。


離乳食初期はペースト状をゴックンしていましたが、中期になるとみじん切りのものをモグモグする時期になります。


ですが。
急に形や固さは変えません。
赤ちゃんがびっくりすることもあります。


なので、初期で作っていたものを基本にして、
✔︎ペースト状に少しずつみじん切りを混ぜていく
✔︎ペースト状からもったりした状態のものへ

の変化から始めます。


私も色んな本やサイトを見て、7ヶ月になったら離乳食もこんなつぶつぶのものを作るのかーと思ったこともありましたが、急にこんなもの食べるわけないよね?と気づきました。



離乳食中期に食べる目安量としては、1回あたり
子ども茶碗半分程度

おかゆと野菜の和えものの2品を作る場合は、両方合わせて子ども茶碗半分程度、ということになります。


そうはいっても、この時期はまだまだ母乳やミルクからの栄養に大きく頼る時期。
離乳食30〜40%、母乳またはミルク60〜70%の割合が一応の目安となりますが、それほど気にする必要はありません。


日によって食べる量は変わるので、ゆったりした気持ちで固さと量を変えていけば大丈夫です。



ポイント②赤ちゃんのペースで進める



また、離乳食を始めて2ヶ月経った、生後7ヶ月になった、からといってすぐに中期の状態の離乳食をあげる必要はありません。

赤ちゃんにも当然個人差があります。
たくさん食べる子、月齢が経っても全然食べようとしない子、おっぱいが大好きな子、様々です。


教科書の内容はあくまでも標準。“月齢に合ったものが食べられていない”“せっかく時間をかけて作ったのに食べてくれない”と気になって落ち込むママもいると思いますが、そこは
流されることなく個々のペースで


私も、まわりのママさんと比較したり、赤ちゃん健診の時に保健師さんに確認されたりして気落ちすることは多々ありました。

でも後から振り返ると、「そんなに気にしてなくていい」ということ。

その子のペースで食べる時が来たら食べるようになるし、成長曲線にそって大きくなっていれば、健診時に何も問われることはありません。

 

離乳食が完了するまでは約1年半。本当に長期戦です。
初期と同じように、引き続き、新たな食材を増やしていきながら、個々のペースで進められたら大丈夫なのです。



食べない時の対処法


離乳食を進める過程で多くのママがぶつかるのが、思うように食べてくれないということ。


お腹が空いている時間なのになぜ?
どこが間違っているのか?


など、食べない原因を突き詰めようとすると、ママの気持ちが悪循環に入ってしまいます。食べない理由は特定の原因があったり、たまたまの気分の問題であったり様々。


できる対処法としては、
✔︎ペースト状に戻る(もっとやわらかく煮てみる)
✔︎ベビーフードを使ってみる
✔︎環境や時間(気分)を変えてみる

 

この方法で赤ちゃんが食べることもあればそうでないことも。色んな方法を調べて試して、を繰り返していると、もうどうしていいのかわからなくなってきますよね。


どうしても食べない時は“今日は食べない日なんだ”と割り切って気分を変えることも必要です。



アレルギー食品も怖がりすぎずに



離乳食中期になると、アレルギーを持つ食品に挑戦することが増えてきます。

私もなるべくアレルギー食品は月齢が経った遅い時期に試そうと考えていましたが、かかりつけ医に聞くとそうでもないとのこと。

アレルギーが心配される食品を食べるのを遅らせたからといって、アレルギーを予防できるわけではない、ということがわかりました。


実際、長男は、離乳食初期に豆腐を初めて食べて湿疹が出た以外は特にアレルギー症状が出ることもなく4歳に。

ところがある日、家族が食べていたナッツを少し口にした時に口まわりを中心に全身に蕁麻疹ができたことがきっかけで、アレルギー検査をしたら、初めて食物アレルギー持ちであることがわかりました。

それも小麦粉、卵、牛乳など、いわゆるアレルギー食品全般に、です。

 

それ以後、ナッツだけは禁止されましたが、4歳まで大きくなりたいていの食べ物は食べられていることから、ナッツ以外の食品は制限されずにいます。


食物アレルギーについては、色んな情報が飛び交い心配かもしれませんが、次の点に気をつけて慎重に進めていけば、少し不安が減るのではないでしょうか。


✔︎「新しい食材は1日1種類1さじ」というルールを守ること
✔︎異常が出たらすぐにかかりつけ医に診てもらうこと


※早い段階でアレルギー検査をして把握しておくのも一つですが、早期に検査をすることに対して医師の意見が分かれるので、かかりつけ医にご相談ください。

 



今回は、離乳食中期での食事内容の変化のさせ方と、赤ちゃんが思うように食べなくなった時にできる工夫について書いてみました。

中期になったからといって何も大きく変えることはない、自分たちのペースでゆっくりモグモグの練習ができればいいということが理解できたのではないでしょうか。

まだ赤ちゃんはかむ練習を始めたばかり。
焦ることなく、少しでも楽しい食事時間になりますように。

 

ABOUTこの記事をかいた人

栄養コンサルタント/ライター。 育児復帰後に時短勤務を続けていましたが、仕事と家事、育児をこなすだけで体力も精神力も限界に。気持ちに余裕を持って子どもたちと関わりたい、そのために自分自身がもっと柔軟に働きたい、と思うように。 家族と自分を大事にするため個を発揮できる働き方へシフト。地方公務員として14年勤務後、複数の食資格を取得し2019年から異分野でフリーに。 モットーは、“日々の何気ない食卓を子どもへの財産に変える”こと。