離乳食初期の進め方がわからない!どんなメニューを作ればいいの?

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10倍がゆから始める離乳食。
1週間〜10日経ってくるとそろそろ野菜に挑戦する時期になってきます。

離乳食に関する本やサイトには、色んなメニューが色とりどりに、華やかに掲載されていて、毎日こんなの用意できないよーという自分の心の声が聞こえる頃でもありますよね。

離乳食初期は、ゴックンと飲み込む練習ができればオッケー。
それが目標です。

この記事では、
✔︎離乳食初期のメニューがわからない
✔︎離乳食の進め方がわからない

といった方に向けて、毎日続く離乳食作りが負担にならないよう、簡単でシンプルなノウハウを紹介しています。



1.離乳食初期はシンプルなメニューで十分

こんにちは、献立作りを不要にする栄養コンサルタントの高野( @takano_nao)です。

いよいよ始まった離乳食。始めはやはりドキドキしますよね。
最初の1週間〜10日程度は1日1回、午前中の10倍がゆで進めますが、その後は順次、野菜に挑戦する時期。

でも何も難しくはありません。
離乳食の色んな情報を目にすると、次々に新しい野菜に挑戦しないと!と焦ってしまうかもしれませんが、一種の野菜を3〜5日くらいのペースで進めて大丈夫。
赤ちゃんもママも慣れてきたら、ペースを早めることができるからです。

野菜に進む時の基本としては、
「皮や種などを取り除き、食べられる部分を小さめにカットし、よく火を通して柔らかくし、ペースト状にする」
ということ。

要は、なるべくなめらかなペースト状にできればオッケーということです。

離乳食用調理器具

この時期に便利な道具は、
・すり鉢とすり棒
・裏ごし器

です。

私はそれまで普段の料理にほとんど活用していなかったこれらの道具。

裏ごし器はもっていたものの、すり鉢とすり棒は持っていなかったため、離乳食用として小さいサイズのものを一応購入しました。

でも、すり鉢とすり棒については、裏ごし器やスプーンの裏で潰すことができたので、結局あんまり使うことなく終わっています。
なので、絶対に用意しないといけないものではありません。


おかゆペーストとにんじんペースト

1回食の時の献立としては、10倍がゆと野菜のペーストの2品という内容で十分。私の場合、時間がない時などは、野菜入りのおかゆ1品になることもありました。

また、ペースト状にするのが難しい野菜(葉物系ですね)については、なるべく細かいみじん切りにしておかゆに混ぜ込んであげていました。

栄養はまだまだ母乳やミルクから取る時期なので、離乳食の量は気にせず、おかゆを中心に野菜を少しずつ増やしていく形で進められたらいいと思います。

おかゆ中心にシンプルに進めるやり方については、こちらの記事で紹介していますので参考にしてみてくださいね。

【離乳食初期】おかゆ中心の進め方をマスターすれば不安はなくせる


2.2ヶ月目以降の献立にはたんぱく質を取り入れて

豆腐やたいなどのたんぱく質5種

離乳食を開始して2ヶ月目に入ったら、1日2回食に増やすとともに、豆腐や白身魚のたんぱく質を取り入れます。

この段階でも難しい献立にする必要はなく、それまでの献立の中に少量のたんぱく質を加えるようなイメージで大丈夫。

例えば、

✔︎絹ごし豆腐は適量の湯で加熱してスプーンで潰しペースト状に
✔︎魚は骨がない刺身を使い、適量の湯で加熱して細かくたたき潰すか、可能であれば裏ごしする

といったことですね。

野菜の時と同じく、たんぱく質についても上手くペースト状にするのが難しい場合は、おかゆや野菜ペーストに混ぜ込んであげればいいんです。

味つけについては、初期の頃は不要。

ママに余裕があれば、昆布だしや野菜スープ(離乳食用の市販のものでOK)を使うことができます。

おかゆ2種

悩ましい毎日の献立については、

◆例①
(午前)バナナがゆ、野菜ペースト
(午後)10倍がゆ、豆腐と野菜のペースト

◆例②
(午前)10倍がゆ、野菜ペースト
(午後)じゃがいもと白身魚のペースト、野菜ペースト

このような献立の繰り返しで大丈夫。
時間がない時は、1品になっても問題ありません。

毎日使う食材を変えながら、また時々少しずつ増やしながら、ゴックンと飲み込める練習ができるよう、とろとろのペースト状にしてあげることができればOKです。



3.進め方がわからない時は全体像をイメージしよう

離乳食の進め方概要


離乳食を始める際には情報収集しますよね。
個々のレシピは簡単に知ることができても、その全体像を理解するのに、色んな情報をかき集めないとできない、と聞きます。

でも、全体像はいたってシンプル。
上の写真のように、赤ちゃんの口の動きを、母乳やミルクを“飲む”ことから、食事を“かむ”ことへ変えていくこと。

離乳食は“初期”から“完了期”まで区分けをされることがありますが、実際は「今日から中期!」のような変化にはなりません。

ペースト→みじん切り→固形、とゆっくりと変えていくんですね

この変化の過程をイメージしておけば、途中で止まることがあっても、慌てなくて大丈夫なんだ、と少し安心できるのではないでしょうか。


笑っているママと赤ちゃん

離乳食本や育児サイトには、離乳食のレシピがたくさんあります。
カラフルで美しい写真を眺めていると、自分にはこんなの毎日作れない‥とどんよりした気分になることがあるかもしれません。

カラフルでなくても、栄養バランスが完璧じゃなくても大丈夫。
毎日似たような献立で大丈夫。

食べられる食材が少しずつ増えていき、口を動かし飲み込む練習を続けられたら十分、ととらえていきましょう。



今回は、「離乳食初期のメニューがわからない」「離乳食の進め方がわからない」といった方に向けて、簡単でシンプルな離乳食作りのコツについて書いてみました。

離乳食への心理的負担が大きくなり、用意するのが面倒になったり、ママ自身に笑顔がなくなってしまう方が問題です。

あくまでも、色んな情報は参考程度に、赤ちゃんのペースで進んでいきましょう。


離乳食の目的や全体像について前もって理解しておくと不安が和らぎます。 こちらのページから離乳食の各時期の特徴についても、ぜひご確認ください。

【コツがわかる】離乳食の進め方


離乳食で悩むママのための
離乳食カウンセリングのご案内

離乳食作りに不安を感じる方に向けて、カウンセリングを始めました。 レシピに頼らなくても、あなたの料理のスキルや道具でできる時短シンプル離乳食の整え方をお伝えします。 型を把握したら離乳食作りはラクチン。 離乳食で感じている不安や負担を少しでも軽くするお手伝いができればと思っています。

ABOUT US

栄養コンサルタント/ライター。 育児復帰後に時短勤務を続けていましたが、仕事と家事、育児をこなすだけで体力も精神力も限界に。気持ちに余裕を持って子どもたちと関わりたい、そのために自分自身がもっと柔軟に働きたい、と思うように。 家族と自分を大事にするため個を発揮できる働き方へシフト。地方公務員として14年勤務後、複数の食資格を取得し2019年から異分野でフリーに。 モットーは、“日々の何気ない食卓を子どもへの財産に変える”こと。