卯の花でおなじみのおから。
でも、その他おからを使うレパートリーがないと、いつから離乳食に使えるものなのか、わかりにくいですよね。
この記事では、
✔︎離乳食におからはいつから使えるの?
✔︎離乳食におからを使ったハンバーグを作りたい
✔︎おからを使った簡単な離乳食レシピが知りたい
といった方に向けて、おからの栄養素を押さえるとともに、おからを使った作りやすい離乳食のレシピを紹介しています。
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1.離乳食でのおからはいつから?
こんにちは、献立作りを不要にする栄養コンサルタントの高野( @takano_nao)です。
おからは、豆腐を作る過程で豆乳をしぼってできた残りのもの。
もとは大豆なので、“畑の肉”と言われるとおり栄養価が高いんですよね。
大人にとっては“卯の花”が身近ですが、最近ではおからを使ったクッキーやドーナツもよく目にしますよね。
そんなおからですが、いざ離乳食に使おうと思うと、一体いつから使っていいのか迷うもの。
離乳食には、噛める力がある程度育ってきた生後9−11ヶ月の後期から使うのが一般的となっています。
おからは生後9−11ヶ月の後期(カミカミ期)から使えます
水分を加えたり、ほかの食材と合わせて固形物にすると、モソモソしたり、噛み砕いて飲み込むのがやや難しくなるんですよね。
同じ大豆製品の豆腐は、離乳食初期から使えるたんぱく質なので、豆腐をすでに食べられていれば栄養素としては問題ありません。
なので、おからを使うのに慌てなくても大丈夫。離乳食後期からメニューに取り入れていけたら十分です。
2.おからの栄養素
大豆の栄養がぎゅっと詰まったおから。
主な栄養素を挙げると次のとおりです。
✔︎不溶性食物繊維
✔︎たんぱく質
✔︎ビタミンB1、B2
✔︎カルシウム
✔︎鉄
✔︎大豆イソフラボン、大豆サポニン
など
食物繊維やたんぱく質をはじめ、ビタミン類、ミネラル、機能性成分まで多くの栄養素を含んでいる優秀な食品ですね。
特に、水に溶けない食物繊維が豊富なので、腸の動きを促して便秘を予防してくれます。また有害物質を体外に排出してくれるので、がん予防にも効果的。
生タイプのおからは開封後は密閉容器に入れて冷蔵庫で2〜3日、乾燥タイプのものも開封後は冷蔵庫保存になりますが、なるべく早めに使い切るようにしてくださいね。
3.おからを使った作りやすいレシピ3選
離乳食後期からの、作りやすいおからレシピを3つご紹介します。
普段から大人の献立で食べている料理に使うことができるので、難しく考えずに気軽に使っていきましょう。
離乳食後期の特徴としては、“手づかみ食べ”が始まること。
どれも手づかみメニューなので、赤ちゃんの好奇心を満たしてあげてくださいね。
3−1.おからdeハンバーグ
まずは定番のハンバーグ。
写真のハンバーグは、玉ねぎ、にんじん、ひき肉、おから、しめじ、卵、パン粉、牛乳を使っています。(写真はすべての材料を合わせる途中で撮っています)
おからの量ですが、ひき肉の1/4〜1/3程度の量にするとちょうどよい柔らかさになります。入れすぎてしまうと、ほど良い固さにまとまらず、崩れやすくなるので注意してくださいね。
ソースには、水、トマトケチャップ、コンソメを少量使って煮込んでいます。
大人が食べる場合は、このままでもやさしい味わいなので食べられますが、粗挽きこしょうを振ると引き締まった味になります。
3−2.おからdeお好み焼き
続いては、お好み焼きです。
使った食材は、キャベツ、ねぎ、ツナ、おから、卵、小麦粉、牛乳、だし汁です。
おからの量は、小麦粉の半量くらいを目安に入れています。
だし汁とツナのうま味があるので、離乳食にはそのままで十分。
大人が食べる場合は、通常のお好み焼きと同様に、豚肉などと一緒に焼き、ソースやかつお節、青のりなどお好みでトッピングしてくださいね。
3−3.おからdeパンケーキ
3つめは、朝食にも間食のおやつにもなるパンケーキ。
使った食材は、ホットケーキミックス、おから、卵、牛乳です。
おからの量は、ホットケーキミックス150gに、おから大さじ3程度を加えています。
我が家の子どもたちは、牛乳を飲めないことはないですが、進んでは飲もうとしないんですよね。
でも、料理に入れると全く気にせずに食べてくれます。
ここで紹介した3つのレシピともに牛乳を使っていますが、牛乳は加熱しても栄養素は変わらないため、カルシウムを効率的に摂ることができるんです。
成長期には特に積極的に取り入れていきたいですね。
今回は、「離乳食におからはいつから使えるの?」「離乳食におからを使ったハンバーグを作りたい」「おからを使った簡単な離乳食レシピが知りたい」といった方に向けて、おからの栄養素を押さえるとともに、おからを使った簡単な離乳食レシピについて書いてみました。
おからは豆腐を作る過程での残りものではありますが、栄養価がとても高い食品なので、定期的にちょこちょこ使っていきたいところ。
これまであまり使ったことがない人でも、離乳食作りをきっかけに、献立のレパートリーが増えるといいですね。
離乳食の目的や全体像について前もって理解しておくと不安が和らぎます。
こちらのページから離乳食の各時期の特徴についても、ぜひご確認ください。
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