離乳食3回食のリズム作りが難しい!心折れずに乗り越える2つのコツとは

生後9〜10ヶ月になってくると離乳食もそろそろ3回にしようか、と考える時期になります。

大人ご飯を作りつつ、離乳食を作るだけでも最初の頃はとっても大変に思っていたかもしれませんが、少しずつそのペースに慣れてきたのではないでしょうか。

それでも、いよいよ3回食となると、ご飯の度に大人食と離乳食を作るのって負担!と思うこともありますよね。

この記事では、
✔︎離乳食が2回から3回になる時のハードルが上がる
✔︎離乳食を3回作るのがしんどい
✔︎離乳食を作った時間に寝てしまう

という方に向けて、赤ちゃんのお昼寝のタイミングが合わず、生活リズムを作るのが難しいと悩む時にうまく乗り切るコツについて書いています。



離乳食3回食のリズム作りが難しい原因

こんにちは、脳と心を育む栄養コンサルタントの高野( @takano_nao)です。

ここでは、3回食の生活リズムがどのように変わるか、またリズム作りが難しい原因についてみていきます。

3回食の生活リズム

1日3回食が始まるのは生後9ヶ月頃。
離乳食の後期が始まる時期ですね。

一般的な生活リズムは次のとおり。

【生後9ヶ月頃】
早朝:ミルク
10時頃:離乳食+ミルク
14時頃:離乳食+ミルク
18時頃:離乳食+ミルク
寝る前:ミルク

※1日における離乳食とミルクの割合はおよそ1:1

続いて、3回食が定着してきた生後11ヶ月頃の生活リズムです。

【生後11ヶ月頃】
早朝:ミルク
8時頃:離乳食+ミルク
12時頃:離乳食+ミルク
15時頃:補食(ミルク)
18時頃:離乳食+ミルク
寝る前:ミルク

※栄養は離乳食が基本。不足分を補食(おやつ)とミルクで。

大手サイトでもよく掲載されている例かと思います。
3回食の始まりの頃と数ヶ月経った頃とでは大きく変わってくるんですよね。

このリズムを念頭には置きますが、現実はこの通りには進みません。
実際の生活が模範のリズムと違って、少しでも崩れてくると気になってしまいます。


リズム作りの難しさ

実生活でリズムが作りにくい要因としては、次のようなことが考えられます。

✔︎日中赤ちゃんの寝るタイミングと長さが定まらない
✔︎離乳食を食べるのに時間がかかって、その後の離乳食の時間に影響する

私もリズム作りに関してはものすごく悩んでいました。

・ご飯が出来上がる直前に寝てしまう
・夕方から寝始めて、3回目の離乳食が遅くなるけど、お風呂にも入れなきゃで結局ミルクで対応する
・1回分の離乳食を食べ終わるのに1時間弱もかかって(早く切り上げればよかったんですが)、その後お腹が空くまで時間がかかる

といった状況にもなって、モヤモヤイライラになることも。

昼寝のタイミングや食べるペースが当然日によって変わってくるので、1日中離乳食のことを考えている立場としては、ややしんどい時期もありました。

3回目を食べさせられない日があると、
“きちんとした栄養を与えていない”
“噛む練習ができなかった”
“私の段取りが悪いんだ‥”
など、自分自身を責めることにもなって、なかなか自信が持てないことも。

このように、一筋縄ではいかないリズム作り。
時に、ママの気持ちが落ち込んでしまうかもしれないリズム作り。

次に、これを乗り切っていくコツを見ていきます。


【乗り越えるコツ1】寝てしまう時は昼寝のタイミングをみながら

大きくなるにつれて、少しずつ昼寝の時間や夜の睡眠時間がまとまってくるとはいえ、まだまだ予測ができない時期。

昼寝は1日に2回、午前と午後にしていたパターンから、1日1回に移っていく時期になります。
もちろん、その移り方は人それぞれ。

なので、赤ちゃんの様子を観察しながら、その日の昼寝が始まる時間に応じて、臨機応変に対応していきましょう。

午前に昼寝が始まるとき

朝起きて1回目の離乳食を済ませます。
8時であっても10時であっても1回目としてみましょう。

用意するものも、
・バナナ
・ヨーグルト
・チーズトースト

といった献立や

・卵とじのおかゆ

の一皿でOK。

これなら準備するにもそれほど時間はかかりません。

赤ちゃんによって昼寝の時間も様々ですが、一般的には1〜2時間の昼寝をする時期。

午前中に昼寝が始まったら、午後2時頃までには起こして、2回目の離乳食タイムにします

離乳食と離乳食の間は3〜4時間空けるようにするので、午後5〜6時頃に3回目の離乳食ができますね。


午後に昼寝が始まるとき

2回目の離乳食を終えて、3回目を準備している夕方4〜6時頃から赤ちゃんが寝てしまうことってありますよね。

「えっ、この時間から寝るの?」問題です。

気持ちよく寝ているようなら無理矢理起こさなくてもいいと思いますが、19時台に大人が夕食を食べている時に起きるようなら、そのタイミングで与えてもいいですね。

我が家の場合は、午後に寝かせようと思っても寝ず、夕方から昼寝が始まって21時までに起きたときは消化の負担にならないよう少量の離乳食を与えていました。

少しであっても噛む練習はできた!で大丈夫です。

2回目、3回目の離乳食を食べている途中で寝てしまう場合は、それで切り上げてしまいましょう。
口を動かしカミカミができたら十分に1食カウントでOKです。



【乗り越えるコツ2】毎日必ず3回しなくてもいい

生後9ヶ月頃をみると、栄養的には、1日における離乳食とミルク(母乳)の割合は半々程度になります。

栄養の半分はミルクや母乳から摂る、ということですね。

なので、赤ちゃんの食べる寝るのタイミングが合わない場合や、離乳食作りが間に合わない、夜遅い場合などは、むりして作らなくても大丈夫。

その日くらい離乳食が2回になっても全然問題はありません
罪悪感を感じるのも不要。
体の成長にも影響はなし。

ベビーフードの在庫があるならそれで対応してもいいですし、3回目をなしにして、ミルクで対応し、その後のお風呂や寝る準備に移った方が、ママにとって精神衛生的にもいいと思います。

11ヶ月頃以降になると、1日の離乳食とミルクの割合は、離乳食を中心に、ミルクは補完的な位置づけに。

そうはいっても急に離乳食の割合は増やしません。数ヶ月かけて徐々に離乳食を中心にしていけば大丈夫です


【乗り越えるコツ3】通園し出したらリズムはできると考える

我が家の場合、長男と次男は1歳7ヶ月差の年子。

長男が2歳すぎの時期に、次男5ヶ月で離乳食を始めたので、次男が幼児食になるまでの10ヶ月間は、大人食、幼児食、離乳食の3パターンを作っていました。

朝食は大人と長男は同じものを食べていたので2種類でしたが、昼食3種、夕食3種の1日8種。

育児休業中でしたが、んもう、1日中キッチンに立つことに。

作っては片付けての繰り返しの合間に、イヤイヤ期に突入して、動きに限度のない長男の相手と躾。いっぱいの洗濯物。食べ散らかした食事の片付け、通常の掃除。

相当体も心もすり減ってました、、


食事を作って食べさせるだけで十分大変なので、リズムまで考える余裕はなかったように思います。

家庭の中で、パパやその他の家族とも一緒になって、家事を分担しながらうまく生活リズムを作っていけたらベストだとは思いますが、どの子も幼稚園や保育園に通い出す時期はきます。

集団生活に入れば、一定のリズムで動くことになり、また子どもが通っている間の時間は空いてくるため、ママも動きやすく、段取りできる時間が増えていきます。

なので、最終的には、子どもは通園すればリズムができあがる、ととらえておいて大丈夫。
一般的な常識や、まわりの家庭と比べることなく、赤ちゃんとママのペースで進んでいきましょう。



今回は、「離乳食が2回から3回になる時のハードルが上がる」「離乳食を3回作るのがしんどい」「離乳食を作った時間に寝てしまう」といった悩みを持つ方に向けて、生活リズムを作るのが難しいと悩む時にうまく乗り切るコツについて書いてみました。

赤ちゃんは人間です。
ママがこの時間にこうしたいと思っても、そんな予定通りなんて進みません。
その前提に立つと、少し気がラクになります。

起きる時間と寝る時間が大体決まって、噛む練習が進み、元気に大きくなっているかどうか。
時に、そんな大きな視点で考えてもいいかもしれません。


離乳食の目的や全体像について前もって理解しておくと不安が和らぎますよね。
こちらのページから離乳食の各時期の特徴についても、ぜひご確認ください。

離乳食の進め方は?


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ABOUT US
高野 七緒
栄養コンサルタント/子育てアドバイザー/ライター。 育休復帰後に時短勤務を続けていましたが、仕事と家事、育児をこなすだけで体力も精神力も限界に。気持ちに余裕を持って子どもたちと関わりたい、そのために自分自身がもっと柔軟に働きたい、と思うように。 家族と自分を大事にするため個を発揮できる働き方へシフト。地方公務員として14年勤務後、食と教育の資格を複数取得し2020年からフリーに。 モットーは、“日々の何気ない食卓を子どもへの財産に変える”こと。