挽き肉は火の通りも早くて離乳食の時から大活躍する食材。
幼児食に移っても、挽き肉レパートリーを増やしていきたいですよね。
忙しいママにとってはぱぱっと主菜を用意できるお助け食材として、日々の献立にフル活用している方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな挽き肉の中でも“合い挽き肉”をピックアップ。
この記事では、
✔︎合い挽き肉を使った幼児食のレパートリーを増やしたい
✔︎合い挽き肉を使ってふわふわハンバーグを作りたい
といった方に向けて、せっかく作るなら野菜もたっぷり!子どもが食べやすい合い挽き肉レシピについて紹介しています。
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
目次
1.合い挽き肉ってどんな肉?
こんにちは、献立作りを不要にする栄養コンサルタントの高野( @takano_nao)です。
挽き肉にもいろんな種類がありますが、“レシピに書いてある挽き肉を用意する”というだけではなかなかオリジナルのアレンジは増やしにくいもの。
どの挽き肉がどんなメニューに合うのかをイメージしておけば、献立決めもスムーズになること間違いなし!
まず、挽き肉の特徴と、幼児食に挽き肉を使う時の注意点について見ていきましょう。
1-1.挽き肉の種類
挽き肉には、鶏、豚、牛、合い挽き、の4種類があります。
種類によって性質が異なるので、料理によって使い分けるのがベター。
それぞれの特徴と適した料理の傾向をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
●4種類の中で最もヘルシー
●むね挽き肉は淡白、もも挽き肉はジューシー
●肉団子やつくね、そぼろ料理など
●和食と好相性
●うま味が多く柔らかくてジューシー
●餃子、麻婆豆腐、ラーメンなど
●中華料理と好相性
●うま味が強く噛みごたえがある
●ミートローフやメンチカツ、ミートソースなど
●洋風料理と好相性
●豚挽き肉と牛挽き肉の両方の良さを持ち幅広い調理に
●ハンバーグやコロッケ、グラタン、ドライカレーなど
和洋中のどの料理に合うかどうかは、あくまでも傾向です。
料理例を参考に、自分なりのアレンジを広げていきましょう。
1-2.幼児食に使う挽き肉を選ぶときのポイント
挽き肉の中には赤身の部位もあれば脂肪分が多い部位もあります。
まだ消化能力の低い子どもにとっては脂質は消化の負担になるんですね。
なので、消化に負担の少ない挽き肉を使うなら、赤身を選択するのがベター。
赤身の挽き肉がなければ、挽き肉の脂質を落とすために湯通しして使うことをお勧めします。
離乳食と同じような下処理ですね。
とくに、子ども用にハンバーグを作るときは、まだ噛む力が未発達の子どもが食べやすいように、柔らかいハンバーグを作ることが必要になってきます。
牛挽き肉だけで作るとハンバーグがカチカチに。
柔らかいハンバーグを作るためには、
パン粉や牛乳などのつなぎを使って柔らかさを出すのも一つですが、ビタミン・ミネラルの多い野菜類をプラスして栄養価を高めていきましょう。
2.お手軽♪野菜たっぷり合い挽き肉レシピ4選
ここでは、簡単かつ野菜がたっぷりとれる合い挽き肉レシピを4つご紹介します。
お手軽にできて、主菜に副菜に大活躍。
どのレシピも4人前は十分にある量になります。
多めに作っておけば数日冷蔵保存ができますし、作りおきにもぴったり!
ぜひ試してみてくださいね。
2-1.タコライス
(材料)
合い挽き肉 250g
大豆 50g
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/2本
ほうれん草 1束
100%トマトジュース 150cc
ケチャップ 大さじ3
ソース 大さじ2
カレー粉 適量
胡椒 少々
とろけるチーズ 適量
油 適量
(作り方)
1.玉ねぎ、にんじん、大豆を荒みじん切りに、ほうれん草はレンチンした後に2分程度水につけてアク抜きをする。
2.熱したフライパンに油を引き、合い挽き肉、玉ねぎ、にんじんを炒める。ある程度火が通ったら、大豆と5mm幅に切ったほうれん草も炒め合わせる。
3.100%トマトジュースを加えてしばらく煮込み、ケチャップ、ソース、カレー粉、好みにより胡椒を加えて調味する。
4.仕上げに、とろけるチーズをかける。好みで、ミニトマト、レタスを添える。
大豆を使うことで栄養価を高めるとともに、ボリュームもアップ!
柔らかくても噛みごたえのある一品になります。
タコライスと余ったご飯、片栗粉、卵と混ぜてフライパンで焼けば、パリパリおやきに♪
2-2.豆腐ハンバーグ
(材料)
合い挽き肉 300g
玉ねぎ 1/2個
豆腐 100g
しめじ 30g
卵 1個
天然塩 少々
油 適量
(作り方)
1.ボウルに合い挽き肉、粗みじん切りにした玉ねぎとしめじ、豆腐、卵、天然塩を合わせ、全体がまとまるまでこねる。
2.熱したフライパンに油を引き、丸く成形したたねを片面ずつ3分程度、蒸し焼きにする。
口当たりがふわっとしたハンバーグを作るには、豆腐が最適。
大根おろしと和風だし(みりん、醤油、酒、白だし)で煮て、おろし煮込みハンバーグに♪
中までしっかり火を通すハンバーグの焼き方については、こちらの記事で紹介していますので、よければ参考にしてくださいね。
2-3.オムレツ
(材料)
合い挽き肉 150g
ゴーヤ 1/4本
パプリカ 1/3個
卵 4個
牛乳 適量
粉チーズ 大さじ2
天然塩 少々
油 適量
(作り方)
1.ゴーヤ、パプリカを5mm幅にカットする。卵はボウルに溶き、牛乳、粉チーズ、天然塩を混ぜ合わせておく。
2.熱したフライパンに油を引き、合い挽き肉、ゴーヤ、パプリカを炒める。
3.2に1の卵を流し込み、蓋をして蒸し焼きにする。
(始めは中火にし、卵が固まり始めたら弱火にする)
今回は直径22cmのフライパンを使っています。
オムレツの厚みが1cm程度になる感じですね。
オムレツというと、卵で包み込むのが主流ですが、今回のレシピは卵を流し込んだ後は火が通るまでほぼ放ったらかし!でOK。
具沢山で彩りも綺麗な一品になります。
レタスとともに食パンにはさめば、ボリューム満点のサンドイッチに♪
2-4.ラタトゥイユ
(材料)
合い挽き肉150g
ズッキーニ 1/2本
じゃがいも 3個
かぼちゃ 100g
ミニトマト 10個程度
ケチャップ 大さじ2-3
コンソメ 適量
水 50cc
油 適量
(作り方)
1.ズッキーニ、じゃがいも、かぼちゃを一口サイズにカットする。じゃがいもは先にレンチンで火を通しておく。
2.熱したフライパンに油を引き、合い挽き肉、ズッキーニ、かぼちゃを炒める。ある程度火が通ったら、じゃがいもとトマトを炒め合わせる。
3.水を加えて蒸し焼きにし、ケチャップとコンソメで調味する。
先にじゃがいもをレンチンしておくと時短で作れちゃいます。
蒸し焼きの途中で、ほどよくじゃがいもが崩れてくれるので、全体がまとまってほっこりできる一品に。
トマトジュースで煮込んでカレー粉を溶けば、野菜たっぷりのカレーに♪
いかがでしたでしょうか。
今回は、「合い挽き肉を使った幼児食のレパートリーを増やしたい」「合い挽き肉を使ってふわふわハンバーグを作りたい」といった方に向けて、せっかく作るなら野菜もたっぷり!子どもが食べやすい合い挽き肉レシピについて書いてみました。
お肉と野菜を使っているので、主菜と副菜のどちらにも使える優秀な4品。
おまけにアレンジもしやすいので、ぜひ日々のルーティンに加えてみてくださいね。
豆板醤を使わずに、ケチャップで簡単に作れる麻婆茄子についてはこちらの記事を。
親子で美味しく食べられるので、ぜひ一度試してみてください。
ちょっと相談してみたい方は
\こちらからどうぞ/