離乳食のおかゆ、野菜、魚に慣れてきたら、次はお肉へとステップアップ。
扱う食材の範囲がだんだん広くなってきて、いよいよお肉かぁと少し構えてしまう気持ちもあるのではないでしょうか。
私は、お肉に対しても漠然とした難し〜いイメージだけがあって、アレルギーが出ないか、上手くレパートリーを増やしていけるか心配していました。
この記事では、
✔︎離乳食のお肉も簡単に手間なく進めたい
✔︎どのお肉から進めたらいいかわかりにくい
✔︎調理例が多すぎて、結局何を作ればいいかわからない
という方に向けて、離乳食中期からのお肉のシンプルな扱い方と進める順番について書いています。
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1.離乳食中期(7〜8ヶ月)のお肉は鶏肉だけでOK
こんにちは、献立作りを不要にする栄養コンサルタントの高野( @takano_nao)です。
離乳食中期になって、新たにお肉に挑戦する際も、これまで食材を扱ってきた基本を押さえておけば大丈夫。
お肉だからといって何も難しいことはありません。
✔︎脂肪の少ない部位からスタート
✔︎食べやすい大きさに刻む
これらを守りつつ、この時期においては、赤ちゃんの消化能力はまだまだ不十分なので、鶏肉、牛肉、豚肉とも脂肪の少ない部位から始める、ということに気をつけておけば大丈夫です。
これまでと同様に、引き続き、アレルギーの心配はあるので、初めて与える時は“午前中に1さじから”のルールは守って始めてくださいね。
1-1.【順番1】ささみにトライ
鶏肉の中でも、ささみは脂肪分が少なく、たんぱく質が豊富な部分。初めてのお肉として挑戦するベストな部位になります。
扱い方としては、筋をとってから湯がく→細かく刻む(すりつぶす)、という順番で。
献立への取り入れ方も、
✔︎おかゆにイン
✔︎野菜と一緒にとろみをつける
といったシンプルさで十分。
1回の量についても10g程度とそれほど多くありません。
小さじ2〜3の量に該当しますが、食べる量にはもちろん個人差やムラがあるので、気にしなくても問題なしです。
大人向けには、ささみは、湯がいてほぐしサラダや和え物にしたり、ピカタやフライにしたりと活躍しますよね。
大人メニューで使う時に少し取り分けて、離乳食用として3日程度の量を調理し冷蔵保存しておけば、それほど負担が増えることなく準備することができます。
1-2.【順番2】胸肉→もも肉にトライ
ささみに慣れてきたら、次は胸肉、もも肉の順番で進めます。
ここでも、調理の基本は同じ。
よく湯がいて火を通す
→細かくする
→作り慣れてきた1品に追加する
でオッケーです。
大人メニューとして作るチキンソテーやチキンカツ、唐揚げなどを調理する日に合わせてスタート、その後も大人が食べるタイミングで調理していけば手間なく進めていけます。
味付けについてですが、離乳食期は基本的にはしなくていいもの。
もし味付けする場合でも、私は昆布だしをしっかりとったり、“風味づけ”程度に市販の離乳食用のものを少量だけ利用していました。
この時期は、食材そのものの味を十分に味わわせてあげることを大切にしてみてください。
ここまで鶏肉について書いてきましたが、離乳食中期はささみ、胸肉、もも肉の繰り返しで進めれば大丈夫です。
調理の基本も同じなので、脂身はとり、十分に火を通して細かくということを覚えておけば迷うことなく進められるのではないでしょうか。
鶏のひき肉を使用する場合は、他の部位に慣れてきてから、事前に湯がいて脂肪分を落としてから使ってください。すぐにバラバラになってくれるので、使いやすいと思います。
2.離乳食後期の後半から牛肉と豚肉を
鶏肉に慣れてきて、離乳食後期の後半(10〜11ヶ月頃)になってから、牛肉と豚肉に挑戦していきます。
その時も牛肉→豚肉の順番で、どちらも脂肪の少ない赤身からスタートしましょう。
下処理として、ここでも脂身は事前に取り除いて湯がいておきます。
後期になると、手づかみ食べやカミカミが上手になってくるので、だんだん大人食に近づいてきて、作る負担が少しずつ和らいできます。
ただ、牛肉も豚肉もひき肉については、脂肪が多い部位になるので、完了期以降にトライしましょう。
後期を過ぎるまでは、ひき肉を使わなくても問題ありません。
今回は、離乳食で初めてお肉に挑戦するときの、シンプルな扱い方と進める順番について書いてみました。
色んな本やサイトを見ていると、お肉を使った調理例が華やかすぎて、自分にはできなさそうだと思ったり、手間がかかるんじゃないか、などと考えてしまいがち。
全くそんなことはないんです。
離乳食中期から後期にかけては、ミルクからの栄養がまだ70〜50%も占めるので、赤ちゃんとママのペースで進めていければ大丈夫。
手間がかかりすぎると作り続けるのがしんどくなるので、自分が調理しやすい形をぜひ見つけてくださいね。
離乳食の目的や全体像について前もって理解しておくと不安が和らぎます。
こちらのページから離乳食の各時期の特徴についても、ぜひご確認ください。
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