野菜嫌いの子どもに少しでも野菜を!ということで、あれこれ気をもんでいるママも多いのではないでしょうか。
そんな時におすすめなのが、スープ!
野菜の甘さを十分に引き出したうま味たっぷりのスープなら、きっと野菜に対する意識が変わると思います。
野菜の中でも“かぼちゃ”はとてもスープに適した食材。
この記事では、
✔︎かぼちゃを使った幼児食のスープを作りたい
✔︎作ったかぼちゃスープはどうやって冷凍するの?
ということを知りたい方に向けて、野菜嫌いな子どももびっくり!絶対おかわりしたくなるかぼちゃスープの作り方について紹介しています。
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1.野菜好きになる幼児食のスープ
こんにちは、献立作りを不要にする栄養コンサルタントの高野( @takano_nao)です。
スープ料理の一つの特徴としては、食材それぞれが持つうま味がかけあわさって美味しく感じられる、ということ。
私たちにとって馴染み深いスープといえば味噌汁ですが、味噌汁以外のスープを作る際にも、野菜そのものを味わうのになるべくシンプルに調味します。
野菜の形を残したポトフのようなメニューももちろん美味しいですが、野菜が苦手な子どもにとっては少しハードルが高いことも。
それが、ペースト状のスープに近づくと食材の一体感が高まって食べやすくなりますよね。
ここで、ペーストに適した野菜をみておきましょう。
ポイントは、野菜に含まれる糖質。
高温で一気に加熱せずに、50-70℃の低温でじっくり時間をかけて火を入れることで、野菜の甘味がぐっと増します。
さつまいも、かぼちゃ、じゃがいも、とうもろこし、れんこん、玉ねぎなど
お店や市販のスープにもこれらの野菜を使ったものは多いですよね。
今回取り上げたかぼちゃについては、日本かぼちゃよりも、西洋かぼちゃの方が甘みが強いので、食材を選ぶ時にチェックしてみてください。
2.絶対おかわり!かぼちゃの絶品スープ
かぼちゃはとても栄養価の高い野菜。
β-カロテンにビタミンE、ビタミンB群、ビタミンC、ミネラルなどバランスよく含むので、代謝や免疫力を高めるために、日常から献立ルーティンに取り入れたい食材です。
ここでは、料理が苦手な人でもできるよう、極力簡単に、シンプルな味つけでできる絶品かぼちゃスープを紹介しています。
マッシャーでもミキサーでも材料は同じで、どちらも美味しくできるので、ぜひ試してみてくださいね。
2-1.マッシャー派のかぼちゃスープ
2.1のかぼちゃをボウルに移し、マッシャーでつぶす。
3.熱したフライパンに1のたまねぎ、バターを入れて、たまねぎが半透明になるまで炒める。
4.3に2のかぼちゃを加え、水を入れて中火〜弱火でかき混ぜながらじっくり加熱する。
5.牛乳を加えて温め、コンソメで調味する。
かぼちゃは完全なペーストにならなくても大丈夫です。
玉ねぎとかぼちゃの食感が残ることで、食べ応えのあるスープになります。
牛乳の量を調節しながら、お好みのゆるさにしてくださいね。
2-2.ミキサー派のかぼちゃポタージュ
2.ミキサーに水、玉ねぎ、かぼちゃの順に入れて、低速で数秒ずつ攪拌する。この時、かぼちゃは一度に全量を入れず数回に分けて攪拌する。
3.2を鍋に移し、中火〜弱火でかき混ぜながらじっくり加熱する。
4.無塩バターと牛乳を加えて温め、コンソメで調味する。
我が家では、気持ちに余裕のある時しかミキサーは使いません。
手入れに少し気をつかいますが、でもやはり食材をペーストにするには早いですよね。
鍋が温まり食材に火が通るまで15-20分程かかりますが、その間に別の調理を進められるので、シンプルなメニューなら2、3品が同時に仕上がります。
ミキサーを使った後は、すぐにパーツを取り外し、水洗いしてください。時間が経ってから洗う方が手間がかかります。
私は調理工程をとめてまで先に洗いますが、結果的にミキサーを気軽に使える気持ちになるかどうかは、お手入れとの距離感かな、と感じています。
3.余ったら冷凍保存しよう
今回の撮影では、250gと350gのかぼちゃを使ってスープを作りましたが、子どもたちはもちろん、主人までおかわりしたのですぐになくなりました。
子どもが1食あたり70gずつ食べる場合、4-5回分の量となるので、たくさん作った時には効率よく保存してくださいね。
食材をカットしただけの状態でも、調理後に冷ましたスープでも、どちらでも保存できます。
冷蔵で3日程度、冷凍では1ヶ月程度を目安にしてください。
冷凍する場合は、フリージング用の容器やバックに入れて保存しましょう。
冷凍保存では1ヵ月程度も持ちますが、状態によっては霜がついてしまう場合がありますので、できるだけ早く使い切ってください。
また、食べる際には十分に加熱してくださいね。
電子レンジや、小鍋で火を通すとすぐに栄養満点の一品ができるので、忙しい日には本当に助かります。
今回は「かぼちゃを使った幼児食のスープを作りたい」「作ったかぼちゃスープはどうやって冷凍するの?」ということを知りたい方に向けて、野菜嫌いな子どもも絶対おかわりしたくなるかぼちゃスープの作り方について書いてみました。
じっくり火を通して生まれた甘みと、バターと牛乳でコクを出したかぼちゃスープなら、きっと喜んで食べてくれます。
忙しい中でもぜひ、気持ちがほっこりする美味しい時間を過ごしてくださいね。
かぼちゃとさつまいもの甘みを生かしたおやつを作るなら、こちらの記事を。
どちらも簡単で栄養満点のおやつができます。
お子さんもぜひ一緒に作ってみてくださいね。
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