毎食あの手この手を使って、子どもに野菜を食べさせるのは大変ですよね。
大人の献立を考えるだけでも悩ましいのに、子どものメニューまで別で考えるとなると負担感は倍増することに。
チャーハンやスパゲティなどの一皿メニューで食べやすい味付けにしても、子どもは自分が苦手な青菜やブロッコリーを見つけると、それだけうまく端によけていることもありますよね。
時間をかけて作っているママとしては、スムーズに食べて欲しい!というのが共通の願い。
この記事では、子どもが喜んで食べてくれるメニューを作るための時短テクニックを3つご紹介します。
時短テク①フルーツを加える
苦味のある野菜を嫌う子どもは多いものですが、りんごやみかん、キウイ、桃などのフルーツは好きなのではないでしょうか。
大好きなフルーツと一緒なら野菜も食べてみようと思ってくれるかもしれません。
凝ったものを作っても食べてくれないと意味がない!と思い、私は“簡単に作れる”ということが最優先。色んなレシピを参考にしながら、できれば5分くらいでささっと作れるレシピをいくつかストックしています。
子どもがモリモリ食べてくれるかもしれないフルーツ入りレシピを紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね。
★コロコロ野菜サラダ(日持ち:冷蔵3日程度)
(材料)
生食できる好きな野菜3種を適量
(人参、きゅうり、パプリカ、コーン、山芋などから3種程度を)
りんご、または、みかん
オリーブオイル適量
すし酢少々
塩少々(または、好みに応じてヨーグルト少々)
(作り方)
①すべての食材を5mm角に切り、ボールに入れる。
②オリーブオイル、すし酢、塩を混ぜ合わせ、①にかけて馴染ませる。
私は普通のお酢よりも、砂糖が入っていてやわらかな甘さと酸味のあるすし酢をよく使います。子どもにとっても食べやすいようです。
時短テク②子どもと一緒に作業する
3、4歳になると、ママのお手伝いに興味がわいてくる時期に。料理をする環境とママの気持ちに余裕がある時は、子どものやってみたい!という好奇心をぜひ活用してみましょう。
子どもがお手伝いできることは、
✔︎ナイフ(使い方には十分注意して)で野菜を切ってみる
✔︎野菜とドレッシングを混ぜる
✔︎できた料理をお皿によそう
✔︎スプーンやフォーク、お箸を用意する
など。
これなら3歳くらいの小さい子でもできますし、自分で作った!用意した!という実感が生まれて「食べてみよう」という意欲にも。
次にご紹介するレシピでは、餃子の皮に具ダネやとろけるチーズをのせていく作業を手伝ってもらうことができます。
我が家では、普段進んでは食べてくれない青菜でも自分で作ったピザならパクパク!
★餃子の皮でピザ
(材料)
玉ねぎ1個
キャベツ半玉
青菜2〜3束
ツナ缶1個
(具材を変えて色んな野菜を食べられるようにする!)
餃子の皮24枚(1人前6枚×4人分)
とろけるチーズ適量
油、コンソメ適量
(作り方)
①フライパンに油を熱し、やや細かく切った野菜とツナを炒め、コンソメで味付けする。
②餃子の皮に①の具をのせ、とろけるチーズをかける。
③トースターにアルミホイルを敷き、②を並べて、5分程度焼く。(24枚分繰り返す)
このレシピは、一から作ると時間がかかってしまいます。
作り方の工程①だけで10分くらいかかるので、時間に余裕がある時に具のタネだけ作り置きをしておくか、週末に食べたおかずの残りものなどを使い回してもオッケー。
多めに作って冷蔵&冷凍しておくと平日は楽チン。時間がない時でも工程②以降だけになります。トースターで焼いている間に、ほかの作業をすることができるのも嬉しいですね。
時短テク③火を使わない
3つ目のテクは「火を使わない」こと。
時短を考える時のまさに王道ですね。
“火なしレシピ”をどれくらいストックできるかということは、忙しいママにとっては鍵とも言えます。
一般的に火を使わない方法としては次のとおり。
✔︎漬ける
ピクルス、浅漬けなど。
生食できる野菜を切って漬けるだけのお手軽テク。
✔︎和える
生食できない野菜は電子レンジを活用。
お気に入りのドレッシングや、子どもが食べやすい味にした手作りドレッシングで和える。
✔︎ディップする
子どもが好きなソースやマヨネーズ、たれにつけて。
ただし、ディップする量には気をつけて。
いかがでしたでしょうか。
今回は、子どもが喜んで食べてくれる野菜メニューを作るための時短テクニックをご紹介しました。
毎日あれこれ工夫しながら作るのは大変ですが、少しでも食べてくれる方法が見つかればとっても嬉しいです。
苦手な野菜も美味しく食べられる子に成長しますように。
一緒に料理する時間に、そう願いを込めて。
笑顔になれる食事タイムを過ごせたらいいですね。
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