子どもにはなるべく自然のものを、体によいものを、と考えて、離乳食の時から手作りを心がけたり、オーガニック食品にこだわったり。
私も離乳食、幼児食とできるだけ手作り!と意気込んで、当時はかなりしんどかった記憶があります。
毎日手作りしなくても、安心して子どもに食べさせてあげられる食品があれば、どれほど心強いか、ということは身に染みています。
この記事では、
✔︎幼児食におすすめなレトルトを知りたい
✔︎オーガニックのレトルトを知りたい
✔︎レトルトの通販ってやはり便利?
といった方に向けて、子どもも大人も大満足!無添加で安心できるレトルト食品について紹介しています。
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目次
1.オーガニックとは
こんにちは、献立作りを不要にする栄養コンサルタントの高野( @takano_nao)です。
自然と人にやさしいイメージのあるオーガニック。
よく耳にする言葉ですが、具体的にどういいの?と思われる方もいるのではないでしょうか。
ここではまず、オーガニックの意味と意義について確認しておきましょう。
オーガニックとは、“有機”と同じ意味。
農林水産省では2001年から、オーガニック食品を認証する制度「有機JAS制度」を運用しています。
2023年8月時点で運用されているのは、農産物のほか、加工食品、飼料、畜産物、藻類の5項目。
この有機JAS制度において、たとえば、“有機農産物”は次のように定められています。
<有機農産物>
●種まき、または根付けする前の2年以上、多年作物は最初の収穫前3年以上は、化学肥料や農薬を使用せず、土づくりをした田畑で生産された農産物
●遺伝子組み換え技術を用いない
など(参考:農林水産省『有機農産物の日本農林規格』より抜粋)
化学肥料や農薬に頼ることなく、自然界の循環の中で育てられた農産物のことを指すんですね。
ただ、規定の中では、天然物由来の農薬の使用が一部認められているため、“農薬を使用したオーガニック食品もある”、ことを覚えておく必要があります。
オーガニックとよく似た言葉に「無農薬」「減農薬」といった表現がありますが、オーガニックとの違いを整理するために、ここで要点をあげておきます。
生産期間中に、農薬を全く使わない栽培方法を指すが、明確な基準や認定機関はない。
誤解をまねく恐れがあるため、現在は「無農薬」の表示は禁止されている。
だが実際に、無農薬で栽培している生産者がいるのも事実。
周辺地域と比較して5割以上農薬の使用を減らして栽培した食物を指すが、明確な基準や認定機関はない。
無農薬同様、誤解をまねく恐れがあるため、現在は「減農薬」の表示は禁止されている。
減農薬と表示する場合は、「◯◯地域比◯割減」などの分かりやすい表示が必要。
購入する消費者の混乱をまねく恐れがあることから、「無農薬」「減農薬」の表示は現在は使われないことになっているんですね。
“オーガニック”“無農薬”“減農薬”と聞くと、どの表現も人と自然にやさしいイメージがあるかもしれません。
ですが、公的な認証制度があるのはオーガニックのみになります。
もちろん、生産者によっては、無農薬、減農薬で生産している場合も多くあるので、ホームページで生産方法を確認したり、直接購入することができる場合はお話を聞いてみたりするのもいいかもしれないですね。
続いて、スーパーや通販などで食品を購入する時に、オーガニック食品をどう見分ければいいか、そのポイントを見ておきましょう。
2.オーガニック食品を見分けるポイントは?
有機JAS制度において、消費者がオーガニック食品を購入する時の指標となるのが、そのマーク。
有機JASマークは、太陽と雲(雨)が植物を育むことをイメージしています。
そのポイントは、
ということ。
有機JAS制度の厳しい基準にそって生産された有機食品のみ、このマークが付けられるんですよね。
このルールを知っておけば、複雑な食品表示を見分ける際の参考になるのではないでしょうか。
3.幼児食に♪おすすめ無添加レトルト食品
ここでは、幼児食に大活躍してくれるレトルト食品、オーガニック食品について紹介します。
ストックしておけば毎日の献立作りにゆとりが生まれますよね。
どちらも使用食材に非常にこだわった商品なので、子どもと一緒に大人もぜひ楽しんでいきましょう。
3-1.Bio Floresta(ビオフロレスタ)
まず初めにご紹介するのは、オーガニックとナチュラル食品専門のBio Floresta(ビオフロレスタ)。
有機JAS認定商品のほか、お米やパン、果物、お菓子、飲料、調味料、石鹸などなど、食料品から日用品まで幅広いラインナップが特徴的です。
我が家で時々利用しているのは、子どもも大人の献立にも使えるスープ類のほか、時間がない時に温めるだけで食べられる大豆ミート食品や、苦手な野菜も食べやすくなるラーメンなど。
野菜のスープが多数あります。
きのこのスープはなかなか自分では作りにくいですよね。
この茶色のスープはマッシュルームの味がしっかりしているので、とても贅沢な一品になっています。
こちらは大豆のミートボールとハンバーグ。
和風、洋風、中華とラインナップが多いので重宝します。
5,6歳でも満足できるボリューミーな量になります。
こちらはとんこつラーメン。
ラーメンは週末のお昼にぴったりですよね。
たっぷりの野菜を食べたい、子どもが好き、ということもありちょこちょこ作っています。
こってりスープと想像しそうですが、あっさり食べられます。
余談ですが、大人向けにはスパイシーなカレーもおすすめ!
こちらはイエローカレーですが、マイルドな辛さになっています。
私はレトルトカレーを使う場合、追い食材をするんですが、今回もお肉を追加しました。
自分好みにアレンジするのも楽しいですよね。
3-2.LittleOne’s(リトルワンズ)
続いては、ママ目線で作られた子ども向け無添加食品、LittleOne’s(リトルワンズ)。
厳選された国産の有機野菜や天然食材を原料に、食品添加物は一切使用せず丁寧に手作りされている商品になります。
●安心安全の完全無添加
●専属の管理栄養士監修
表示義務がない添加物についても一切使用しないなど、子どものことを第一に考えた姿勢には愛を感じます。
口にした印象は、本当にやさしい味。
素朴だけれど、しっかり食材のうま味を感じられるので、安心して子どもに与えることができます。
これはカジキのカレー。
魚が苦手なお子さんでもカレーなら食べやすいですよね。
具材はボリュームがあって食べ応えも抜群です。
幼児食向けのハンバーグですが、3歳くらいで食欲旺盛なお子さんにとっては少し控え目な量かもしれません。
美味しくてモリモリ食べるのでこれだけでは足りない~!になる可能性大です。
品質がとても高いうえに美味しいので、ぜひ一度試してみてくださいね。
4.レトルト通販をうまく利用しよう
上で紹介したレトルト食品のほか、おすすめの幼児食はまだまだあります!
私が子どもを見ていて、ようやく一人でしっかり食べられるようになったなと感じたのが2歳。
自分で食べてくれる一方で、自我がさらに発達してくる時期なので、対応するのに精神的、時間的負担が増えたのも2歳です。
そんなパワーいっぱい!2歳以降の食事作りを支えてくれるレトルト通販についてはこちらの記事で紹介していますので、ぜひ参考になさってください。
上の記事で紹介している“にしきや”と“秋川牧園”については、大人が食べてももちろん美味しいんですよね。
夫も気に入っているので、リピート中の我が家です。
さらにおすすめしたい宅配サービスについてはこちらの記事を。
幼児食を卒業した我が家ですが、“BASE FOOD”と“結わえる”については定期購入を続けています。
幼児期が終わっても、いざ!という時には安心して頼れる存在になっています。
今回は、「幼児食におすすめなレトルトを知りたい」「オーガニックのレトルトを知りたい」「レトルトの通販ってやはり便利?」といった方に向けて、子どもも大人も大満足!無添加で安心できるレトルト食品について書いてみました。
子どもが食べるものに既製品を使うのは抵抗がある方は多いですよね。
何が何でも手作りで!と考えていると、作る側は相当の負担になってしまいます。
時間がある時は手作りで、余裕がない時はレトルトを取り入れて。
楽しいほっこりした“おうちごはん”にしていきましょう。
(参考資料)
農林水産省『有機食品の検査認証制度』
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