離乳食のおかゆは、赤ちゃんの口の発達に応じて少しずつ形状を変えていくのがポイント。
そのときの水分調節は悩みの一つですよね。
この記事では、
✔︎5倍粥を作る時の水の量を知りたい
✔︎5倍粥のレパートリーを増やしたい
✔︎後期から完了期にかけてのお粥の作り方を知りたい
といった方に向けて、後期の5倍粥と完了期の軟飯の作り方について写真で解説しています。
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1.5倍粥づくりの水の量を写真で解説!
こんにちは、献立作りを不要にする栄養コンサルタントの高野( @takano_nao)です。
まずはじめに、離乳食後期の5倍粥と、その後に続く完了期の軟飯の簡単な作り方をご紹介します。
中期から後期、完了期に移るといっても、急に柔らかさを変えるのではなく、少しずつお粥の水分を減らしていく形となります。
5倍粥から軟飯、普通のご飯までを写真で並べてみました。
離乳食後期から完了期の1歳6ヶ月頃にかけて、徐々にご飯の形状を変えていきます。
5倍粥 (後期) | ごはん:水=1:2 |
軟飯 (完了期) | ごはん:水=1:0.5-1 |
1-1.5倍粥の水の量
(5倍がゆ)
(分量)※1食あたり ご飯90g 水180cc(1カップ弱)
(5倍がゆの調理過程)
ご飯とお水を入れた小鍋を火にかけ、ご飯に水分が吸収されるまで沸々と煮ていきます。 ほどよく水分が吸収されたら10分程度蒸らして完成です。
1-2.軟飯の水の量
続いては、軟飯です。 分量はつぎのとおり。
(軟飯)
(分量)※1食あたり ご飯90g 水90cc(約半カップ)
(軟飯の調理過程)
作り方は5倍粥と同じように、ご飯に水分が含まれるよう小鍋でやわらかくします。
写真は、1食あたりの標準量にしていますが、1日分をまとめて作るときは3倍の量にしてくださいね。
朝作って、昼、夜と食べる時には必ず再度加熱してからあげてください。
3回食になると少しずつ食べる量が増えていくので、1日に作る離乳食の量もそれなりの多さになります。
なので、我が家は後期以降はあまり食材の冷凍保存はしませんでした。
冷凍庫のスペースをとる上、解凍して加熱する手間は、当日作るのと変わらないんですよね。
ほぼ毎日ご飯を炊くというご家庭なら、毎日ご飯からお粥を作る方が楽なんじゃないかなと思います。
この記事ではご飯からお粥を作る方法について書いていますが、炊飯器からお粥を作りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
2.トッピング食材でレパートリーを増やそう
お粥はトッピングなしでそのまま食べてもちろんOKなのですが、毎日作り続けているとマンネリ化してくる、子どもが食べない、栄養をプラスしたい、という場合もありますよね。
おかゆにたんぱく質や野菜をトッピングすると、それだけで栄養が整った1品になるので、手軽な食材を追加していきましょう。
かつお節、しらす干し、卵、納豆、ささみ、ツナ、人参、大根、ほうれん草、ブロッコリー、味噌、チーズなど
(かつお節)
かつお節は長期間ストックできる優秀な食材。 だしとしても使える上、魚の栄養がとれるのが嬉しいですね。
(しらす干し×ほうれん草)
赤ちゃんが食べやすいしらす干しも離乳食の定番ですね。 β-カロテンほか、ビタミン類、鉄、カルシウムなどが豊富な青菜をプラスして栄養価を高めていきましょう。
(味噌×粉チーズ)
味噌とチーズも食べやすい組み合わせの一つ。
お腹の調子を整えつつカルシウムもばっちりな一品です。
1食あたり、また1日あたりのたんぱく質の量についてはこちらの記事で紹介していますので、合わせて参考になさってくださいね。
時間がないときや、疲れて帰ってご飯を作る元気がないときは、1品もので栄養が摂れたら便利ですよね。
エネルギー補充に大切な炭水化物と、たんぱく質、ビタミン、ミネラルが同時に摂れるので、1品だけしか作れなかった…と罪悪感を持たなくて大丈夫。
お粥にりんごやバナナ、みかん、桃、スイカ、ぶどう、柿、オレンジ、キウイなど季節の果物を添えるとさらに栄養価はアップします。
今回は、「5倍粥を作る時の水の量を知りたい」「5倍粥のレパートリーを増やしたい」「後期から完了期にかけてのお粥の作り方を知りたい」といった方に向けて、後期の5倍粥と完了期の軟飯の作り方について写真で解説してみました。
お粥の水の量について写真でイメージしておけば、作り慣れてくると、ご飯も水もわざわざ計らなくてもわかるようになります。
ぜひ手軽でもきっちり栄養を叶えてくださいね♪
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