今は何でもオンラインでそろう時代。
ネットを通じてボタン一つでお気に入りのモノやサービスを購入できるので、本当に便利になりましたよね。
共働き世帯の方は、特に効率的に買い物や食事作りをしたいと思うのではないでしょうか。
私も産後、いっそう時間がなくなり、買い物に行く回数を見直したり、ネット注文できる食料品や日用品を整理したりと、少しずつライフスタイルが変わってきたことを実感しています。
この記事では、
✔︎共働きのため夕食作りがしんどすぎる
✔︎子どもが小さいので食事作りに時間をかけられない
✔︎食材キットがライフスタイルに合わない
といった方に向けて、実際に私が約10年、色々なサービスを使ってわかったポイントをお伝えしながら、時間がなくてもしっかり栄養が摂れるおすすめ宅配食材について紹介しています。
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目次
1.食材キットが合わない理由
こんにちは、献立作りを不要にする栄養コンサルタントの高野( @takano_nao)です。
我が家では、私の産後から今までの10年間で、宅配食材のサービスを使うようになったり、ふるさと納税での返礼品で知った食品をリピートしたりと、便利なもの、美味しいものはできるだけ取り入れてきました。
宅配食材にも今は実に多様な選択肢がありますよね。
よく知られている有名企業の宅配サービスの口コミや比較サイトなどを参考にしながら、我が家にはどのサービスが合うんだろう、と悩むこともあるかと思います。
ここではまず、私が利用してきた宅配食材のサービスと、それらを使うなかで見えてきた視点について書いてみたいと思います。
1-1.私が10年間で利用してきたサービス
私がこれまで利用してきたサービスは次のものになります。
大前提として、誤解していただきたくないのは、どの宅配サービスもとても素晴らしい、ということ。
それぞれ食品や経営への理念をきっちり掲げて作られているサービスなので、家庭の状況や使い方によって、非常に便利なものになるんですよね。
ただ、家庭によってサービスに求めるものが様々なので、合う合わない、ということは出てくるかと思います。
我が家では、産後に
・コープ自然派
・らでぃっしゅぼーや
を利用していました。
引越しをしたこともあり、利用期間は、数か月~数年とバラバラです。
産後は買い物に行く時間をとるだけで大変な時期。
普段の食料品や日用品を玄関まで届けてくれる、というのは大きなメリットですよね。
そして、年子の息子たちの、合計3年の育休を終えて仕事復帰。
仕事を終え疲れている状態で、子どもを見ながら夕食を用意するのは至難の業だと気づきました。
ぐずって泣きまわる子どもたちの対応をしていると、当然キッチンに立つことはできず、ご飯の支度ができないまま、20時半に帰ってきた夫を迎えたことを覚えています。
(その日の夕食をどうしたかは記憶にありません・・)
なんとか簡単に、夕食を整えられないか。
そう思い悩んだのをきっかけに、献立がセットになった食材キット(ミールキット)を使い始めました。
・わんまいる
の2つです。
野菜はすでにカットしてあるし、セットになっている食材たちをフライパンで炒めて調味するだけ、または、湯せんやレンチンするだけ、といったシンプルさ。
費用の面から、食材キットを毎日使うことはできないけれど、この2社を平行して使いながら、平日2,3回は助けてもらっていました。
そして、パン好きな子どもたちに、より質の良いパンを食べてほしい、また長期休暇時の学童用お弁当に素材のいい食品を使いたいと利用してきたのが、
・秋川牧園
の2つです。
どちらも商品づくりの段階から、食の安全と美味しさ、利用のしやすさを考慮して作られているので、子どもはもちろん、大人も一緒に安心して食べることができます。
1-2.サービスを使う中で見えてきた視点
過去数年、食材キットを使ってきましたが、中でも大切だなと思う視点は、
●子どもは何歳か
●どれくらいの量を食べるか
●夕食に何品用意したいか
ということ。
これらの現状や希望と、使う食材キットの内容がマッチしていないと使い勝手に大きく影響する気がします。
食材キットの多くが1パックあたり2-3人前。
子どもも一緒に食べられる味つけの献立を選んでも、子ども2人と大人2人が満たされる量ではないので、2パック必要ということになるんですね。
それだと割高になってしまいます。
子どもも夫も結構量を食べるので、新たに野菜を買って量を増やす必要が。
そのようにキットを使っていると、結局普段の食事を作るのとそれほど労力が変わらないことがわかりました。
また食材キットは、2品が中心。
少しの量でいいので3品、4品必要という我が家にとって、2品献立では完結しなかったことも大きかったです。
我が家にとって、食材キットが合わなかった理由は次のとおり。
今は、宅配食材サービスが多すぎて選ぶのが大変でもありますよね。
いろんな情報をキャッチしても、結局どこがいいかわからない。
家庭の状況はそれぞれ。
なので、最後は自分で試してみるしかないと思います。
お試し企画や単発購入を利用してみて、あなたのご家庭のベストを見つけていきましょう。
2.宅配食材を選ぶときの基準
では、どんな宅配サービスであれば、自分は、家族は満足できるだろう、と思いますよね。
良さそうなサービスを一度利用しながら、次の基準を参考にしてみてください。
●手軽さ
●栄養バランス
●価格
“美味しい”“手軽”と謳われていても、実際に使ってみると、味が濃かったり、調理時間がかかってしまったり。
こんなシンプルなのに、かなり高くつくんだな、ということもわかったりします。
最近の私としては、上の基準に加えて、次のような視点で単品ものを購入する形に落ち着いています。
●時間がない時の副菜になるもの
●目新しいもの
自分で作ると時間がかかるものをレンチンだけで食べられたら嬉しいですよね。
また、複数の食材が一度に摂れるのも、栄養バランスを考えたらお得だと思っています。
3.利用歴10年の私がおすすめする宅配食材3選
このような過程を経て、現在の我が家では、お気に入りの食品だけを何種類か宅配してもらっています。
時間がない時、作るのがしんどい時、食べたい時、プチ贅沢したい時など、状況に応じて使う感じです。
宅配食品の中には、無農薬の食材だったり、手作りや無添加のものだったり、栄養バランスが整ったものだったりすると、品質は高い反面、価格もそれなりにするわけですね。
でも、それらのメリットを全て反映した価格なので納得しています。
ここでは、私が自信を持っておすすめできる3品を紹介しています。
3-1.エスニックカレー(エスニックラブ)
本格カレー・スープ専門のエスニックラブ。
カレー好きにはたまらないですね。
コロナ禍で、なかなか外食や旅行がしにくかった時期。
我が家では、手軽にリフレッシュ!非日常を♪ということで、海外の雰囲気を味わえるものも利用していました。
エスニックラブが謳う魅力は次のとおり。
●家庭で簡単に食べられる
●長持ちする急速冷凍加工
まずは、タイ風グリーンカレー。
専門店とあって、味は抜群なんですよね。
自宅の食卓が即レストランに変わります。
そして、やみつきになること間違いなし!
そこそこ辛いんですが、どんどん食べられちゃう、感じですね。
辛いものが苦手な人は、少し牛乳を加えても◯。
子どもが食べる分には辛いので、これをレンチンしている間に子どもの献立を用意する、という流れになります。
これを冷凍庫に常備できる安心感といったら。
手早く夕食を用意したい時でもレンチンでできるんですよね。
説明書きには電子レンジで3-4分加熱、とありますが、中までしっかり加熱しようと思ったら、その時間では足りないかもしれません。
我が家では600Wで、2分30秒→1分30秒→1分と、かき混ぜながら加熱。
トータルで5-6分はかかりました。
コンロを使う余裕があれば、軽くレンチンした後に小鍋に移してじっくり加熱すればOKです。
1人前でもしっかりボリュームがあって、具沢山なんですよね。
家庭ではなかなか作れない味なのでかなりお得だと感じました。
リピ決定!の一つです。
我が家のお気に入りだったので残念‥。
サービスが再開されることを願いつつ、ほかにおすすめのエスニック商品があればここで追記していきます。
3-2.野菜を楽しむスープ食(ウェルネスダイニング)
続いては、野菜がたっぷりとれるスープ食です。
ウェルネスダイニングでは、カロリー制限、塩分制限、糖質制限といった食事制限専門のサービスを提供しています。
そんなたくさんあるサービスの中の「野菜を楽しむスープ食」。
(ウェルネスダイニングHPより引用)
その魅力は次のとおり。
●1食で15種類以上の野菜が摂れる
●スープなのに塩分2g以下
何といっても、1食で摂れる野菜の量と種類が多いんですよね。
普段、副菜作りを負担に感じたり、野菜不足が気になる場合には利用したい一品。
セットで買っても色んな味を楽しめて、かつアレンジもできる優れもの。
アレンジレシピもついてくるので、1食でも飽きずに最後まで楽しめるんですよね。
上の写真はコーンチャウダーですが、途中で味噌をプラス。
コクが深まって味わい深くなります。
また、クラムチャウダーにはバターをプラスしても。
苦手な野菜がある子どもたちも、美味しい~とモグモグ。
スープ自体がやさしい味なので食べやすいですね。
3-3.ソイドル(マルサンアイ)
3つめは、マルサンアイが提供している大豆麺ソイドルです。
我が家は定期的にリピート中なんですが、使い勝手がいい上、品質もいいし、美味しいんですよね。
そんなソイドルの魅力は次のとおり。
●無添加・つなぎなし
●高たんぱく質・食物繊維が多い
●アレンジが多彩
まず、原料が大豆のみなのが嬉しいですね。
市販の豆腐そうめんや大豆加工品の多くには、添加物が含まれていることが多いんですが、ソイドルなら安心して子どもともに食べることができます。
麺は麺ですが、つなぎを使っていない分、噛み応えと食べ応えが高まります。
そして、私が一番の特長だと思っているのは、そのアレンジが多彩であること。
(ソイドルのちらしより引用)
一般的な麺として使うことができるので、なんにでもアレンジできるんですよね。
上の写真にあるように、
●パスタ
●冷やし中華
●焼きそば
●担々麺
●ちゃんぽん
●煮込みうどん
●ざるそば
など
冷凍のまま、熱湯でゆでるか、電子レンジでの調理ができるので、あっという間に一品ものが仕上がります。
とろろにしゃぶしゃぶ肉とねぎ、海苔をトッピングすれば、ボリュームある一品に。
市販のめんつゆや白だしをかけていただきます。
お好きな野菜とハムや焼き豚、卵などをトッピングすれば冷やし中華にも。
たれは手軽に、
ぽん酢0.5
めんつゆ4-5
ごま油1
の割合で調味して味をみてください。
栄養価の高い大豆をもっと手軽に、多彩に楽しんでいきましょう。
今回は、「共働きのため夕食作りがしんどすぎる」「子どもが小さいので食事作りに時間をかけられない」「食材キットがライフスタイルに合わない」といった方に向けて、時間がなくてもしっかり栄養が摂れるおすすめ宅配食材について書いてみました。
少しでも、宅配食材を利用する際のお役に立ててもらえたら嬉しいです。
毎日続くご飯作りをほどほどに頑張りながら、仕事も食生活も充実させていきましょうね。
我が家では日々、新しいもの、便利なものを実際に試しているので、新たにおすすめできる商品を発見したら、第2弾、第3弾と書いていこうと思います。
お湯を注ぐだけで完成する栄養満点、具沢山のお味噌汁。
自宅にストックしておくと、思いがけずに帰りが遅くなった日や、休日のお昼にちょっと足したい時、また災害時に役立ちます。
こちらの記事で紹介していますので、合わせて参考にしてくださいね。
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