マリネと聞くと、なんだか難しそうな印象を持っていませんか?
手が込んでいて、オシャレで華やかな料理。
そんな料理、自分とは関係ない、毎日の献立に取り入れるのはムリだなぁと。
でも、よく調べてみると、日本人にとって馴染みのある和食の中に、“マリネ”と呼べるものがあるんですよね。
この記事では、
✔︎マリネを簡単に作りたい
✔︎マリネのレパートリーを広げたい
といった方に向けて、お手軽で味わい深い♪毎日大活躍するマリネの速攻レシピについて紹介しています。
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1.簡単マリネを日常に♪
こんにちは、献立作りを不要にする栄養コンサルタントの高野( @takano_nao)です。
まずはじめに、“マリネ”の定義について見ておきましょう。
マリネとは、肉・魚(スモークサーモン、ニシンなど)・野菜(タマネギなど)等を、酢やレモン汁などからなる漬け汁に浸す調理法、またその料理を言う。
素材に風味をつけたり、柔らかくしたりする目的の下ごしらえであるが、漬け汁につけた状態のままでも食される。漬け汁は、酢やレモン汁、ワイン、塩水などから作られる。
風味を良くするために、油や香草・香辛料を加えることが多い。漬ける時間は比較的短く、多くは発酵を伴わない。日本の南蛮漬けはマリネといえる。
(出典:ウィキペディア「マリネ」より抜粋)
マリネとは、食材を漬け汁に浸す調理法、または料理のことを指すんですね。
その意味では、和食の南蛮漬けのほか、青菜のお浸しもマリネの一種。
食材を生のまま漬け汁に浸したり、焼いてから、湯がいてから、揚げてから浸す、といったものになります。
こう考えると、マリネする、ことが少し簡単に思えてくるのではないでしょうか。
マリネ液にはお酢を使うことが多いので、防腐効果や日持ちも◎!
作り置きやお弁当にもピッタリの調理法なんです。
意外に簡単に作れるなら、普段の献立に取り入れていきたいですよね。
今回は、忙しい毎日でもぱぱっと作れるお手軽マリネをご紹介します。
1品あれば、主菜に、副菜に大活躍してくれるので、ぜひ活用してくださいね。
2.毎日役立つ!マリネの速攻レシピ5選
今回ご紹介するのは、お手軽に作れて主菜にも副菜にも使えるレシピ。
どれも十分4人前はあるものになります。
子どもでも食べられるやさしい味なので、大人食と子ども食を同時に作ることができて、調理時間を短縮することができます。
2-1.牛肉のマリネ
(材料)
牛肉(赤身)320g
大葉 10枚
塩麹 適量
ガーリックパウダー 適量
オリーブオイル 適量
▶︎マリネ液
※オリーブオイル 大さじ3
※すし酢 大さじ2
(作り方)
1.ボウルに牛肉を入れて、塩麹とガーリックパウダーで下味をつける(10分程度放置)。
2.熱したフライパンにオリーブオイルを引き、牛肉を炒め色が変わったら、細かくちぎった大葉を加えて軽く炒め合わせる。
3.保存容器に2を移し、マリネ液を回しかけ、15分程度なじませる。
(日持ち:冷蔵3日程度)
マリネ液は、オリーブオイルとすし酢の2つだけのシンプルさ。
それでも、ガーリックパウダーや大葉を使って調理しているので、香り豊かなうま味が広がります。
マリネ液については、味を見ながら調節してくださいね。
2-2.豚肉のマリネ
(材料)
豚肉こま切れ200g
豆苗1/2袋
油 適量
▶︎マリネ液
※ごま油 小さじ1
※白だし 200cc
(濃縮タイプを使う場合はお湯で希釈しておく)
※梅 大1個
(作り方)
1.熱したフライパンに油を引き、豚肉を炒め、色が変わったら、3cm程度にカットした豆苗を加えてさっと火を通す。
2.保存容器に1を移し、マリネ液を回しかけ、15分程度なじませる。
(日持ち:冷蔵3日程度)
梅を使っているのでさっぱり食べられる一品。
豆苗は抗酸化力の高いβ-カロテンとビタミンCのほか、骨を作るのに作用するビタミンKが多いんですね。
生食では食べにくい豆苗も、火を通すことでかさが減るのでたくさん食べられます。
2-3.鶏肉のマリネ
(材料)
鶏肉もも(皮なし)200g
アスパラガス 5-6本
オリーブオイル 適量
▶︎マリネ液
※オリーブオイル 大さじ2-3
※レモン汁 適量
※砂糖 少々
(作り方)
1.アスパラガスの根元の皮をピーラーで取り除き、4cm程度にカット、耐熱ボウルに入れて軽くラップをかけ、電子レンジで数分加熱しておく。
2.熱したフライパンに油を引き、片面ずつ鶏肉にじっくり火を通す。アスパラガスを加えて炒め合わせる。
3.保存容器に2を移し、マリネ液を回しかけ、15分程度なじませる。
(日持ち:冷蔵3日程度)
野菜が苦手な子どもでもレモンの酸味がきいたアスパラガスならきっと食べてくれるはず。
鶏肉のカルノシン、アスパラガスのアスパラギン酸は、ともに疲労回復に効く働きがあります。
疲れた時のメニューにも◎。
2-4.魚のマリネ
(材料)
鮭 4切れ
みょうが 3個
油 適量
▶︎マリネ液
※白だし 200cc
(濃縮タイプを使う場合はお湯で希釈しておく)
※みりん 適量
※酒 適量
(作り方)
1.鮭を食べやすい大きさに、みょうがは繊維にそって縦に細長くカットする。
2.熱したフライパンに油を引き、鮭にじっくり火を通す。
3.小鍋にマリネ液を入れて弱火で火を通す。
4.保存容器に2の鮭と、1のみょうがを入れ、3のマリネ液を回しかけ、15分程度なじませる。
(日持ち:冷蔵3日程度)
調理した魚を冷蔵保存して翌日に食べると、パサパサして食べにくいことも。
マリネ液に浸して保存することで、鮭に含まれる水分が保持できます。
翌日もしっとりとした食感になるのでおすすめです。
2-5.魚介のマリネ
(材料)
えび12尾
パプリカ1個
オリーブオイル 適量
▶︎マリネ液
※オリーブオイル 大さじ2
※マヨネーズ 適量
※カレーパウダー 適量
※天然塩 少々
※胡椒 少々
(作り方)
1.沸騰したお湯にえびを入れて数分ゆでる。
2.ボウルに1のえびと、一口大にカットしたパプリカを入れ、マリネ液で和えて、15分程度なじませる。
(日持ち:冷蔵3日程度)
マヨネーズとカレーパウダーのうま味とコクがたっぷりの一品。
生食できるタコやホタテなどの魚介でも代用可能で絶品なので、ぜひ試してみてください。
今回は、「マリネを簡単に作りたい」「マリネのレパートリーを広げたい」といった方に向けて、手軽に作れるマリネの速攻レシピについて書いてみました。
普段使っているオイルとお酢のほか、メニューによって香草や香辛料を使うと、異なるテイストのマリネが簡単に作れます。
ぜひお好みのマリネ液を見つけて、レパートリーを増やしてくださいね。
“毎日献立を考えるのが辛い”“自宅にある食材でぱぱっと2品作りたい”という方にはこちらの記事を。
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