子どもだけではなく、大人も大好きなハンバーグ。
時間がなくても食べたいし、ぱぱっと作れたらいいなぁと思いますよね。
ハンバーグはミンチ肉と玉ねぎなどの食材をこねて丸めて焼く料理。
こねるのにそこそこ時間はかかるし、中まで火を通すのにも気をつかいますよね。
作る工程の一部でも時短できたら‥と思う人もいるのではないでしょうか。
そんな悩みは“煮込みハンバーグ”が解決してくれます。
この記事では、
✔︎ハンバーグ料理を時短で作りたい
✔︎ハンバーグのソースも効率的に作りたい
といった方に向けて、煮込みハンバーグの3つのメリットを見るとともに、最小限の材料でできる煮込み用の簡単ソースレシピについて紹介しています。
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目次
1.失敗なし!煮込みハンバーグの3つのメリット
こんにちは、献立作りを不要にする栄養コンサルタントの高野( @takano_nao)です。
みんな大好きなハンバーグですが、時間が限られる日に作るのって少しハードルが高いですよね。
家事をしながら、また子どもの面倒をみながら夕食の準備をしている中いつも思うのは、火にかけたらある程度は放っておける料理って素晴らしい!ということ。
材料をセットしてスイッチを押すだけの炊き込みご飯や、電子レンジでできる魚の煮物、レンジのグリル機能でできる揚げないフライものなど、なるべくその場で付き添わなくていいレシピは本当に助かります。
同じく、ハンバーグも焼き始めたら、焼き加減を気にせずにある程度放っておきたい!と思うんですよね。
私としては、その悩みを一発で解決できるのが“煮込みハンバーグ”。
時間がないワーママにとっては時短になるし、ハンバーグを作る過程で出てくる不安を解決してくれると感じています。
まず、そのメリットを3つ見ていきましょう。
1−1.【メリット1】生焼けの心配が減る
メリットの1つめとして、生焼けの心配が減るということ。
ハンバーグを両面焼いたあと、ソースになる調味料を入れたら蓋をして、そのまま10分程度煮込みます。
ハンバーグの体積の下1/3程度がソースになるため、しっかり中まで火が通りますね。
煮込んでいる途中に1、2回ひっくり返すだけなので、ほぼ放置できます。
1−2.【メリット2】ソースも一緒にできる
(右が煮詰めた後。ソースがサラサラの状態からとろっとした状態になったら完成です)
メリットの2つめとしては、煮込みのソースをそのまま使えるということ。
ハンバーグを焼き終えた後、同じフライパンもしくは別の調理器具でソースだけ個別に作るのは手間ですよね。
煮込みハンバーグなら、ソースになる調味料と10分程度煮込んだ後は、ふたをとってやや強火にし、水分を飛ばしたら完成。
食べる時に大根おろしやねぎ、大葉などの薬味を添えたり、ポン酢を加えたりすると味わいが増します。
家族みんなが大好きな定番のソースをいくつか用意しておくと飽きずに楽しめますね。
1−3.【メリット3】しっとり仕上がる
煮込みハンバーグにするメリットの3つめは、パサパサせずに“しっとり仕上がる”ということ。
ソースとともに煮込み、たっぷりのソースにからめていただくのでやわらかい食感になります。
ハンバーグのこね方が不十分だと、うまくまとまらず割れたりパサついたりする原因になるんですよね。
ある程度時間をかけてよくこねるに越したことはないですが、ソースが一緒だとパサつきの心配が少し減るのではと思います。
2.最小限の材料でできる簡単ソースレシピ3選
続いて、必要最小限の材料でできる煮込み用のソースを見ていきましょう。
トマト風味、デミグラス風味、和風と定番の3タイプ。
これらの基本を覚えておけば、ほかの食材や調味料を加えてアレンジするのも簡単です。
2−1.トマトソース
トマトジュース(またはトマト缶) 3
ソース 2
コンソメ 少量
トマトはうま味が多い食材なので、トマトジュースを使う場合はぜひ100%のものを使ってください。
ジュースの水分を飛ばすことでうま味が濃縮されてさらに美味しくなります。
トマト缶を使う場合、煮詰める水分が足りない時はお水を適量加えてくださいね。
2−2.デミグラスソース
ケチャップ 3
ソース 2
酒 少量
醤油 少量
一般的に、デミグラスソースはベースに赤ワインが使われますが、普段お酒を飲まない家庭にワインはありませんよね。
我が家もそうです。
なので、料理酒と醤油で代用します。
これだけでうま味と香ばしい香りが加わるので、最後に水分を飛ばすと、デミグラス風味のソースに。
微妙な味加減については好みがあるので、味見をしながら調整してください。
そしてもちろん、時間がない時にはデミグラス系の市販ルーを使うのも一つ。
ビーフシチュー用やハヤシライス用など、洋風ソースとして使えるルーをストックしておくと便利ですね。
2−3.和風ソース
みりん 1
酒 1
醤油 1
最後に和風ソースですが、和食の基本である、みりん、酒、醤油を同じ比率で煮詰めます。
今回は、そこに大根おろしを加えました。
大根は加熱すると甘みが出て食べやすいですよね。
ハンバーグから出た肉のうま味と大根の甘みがソースに加わるので、まさに食べるソース。
また、ねぎや大葉、ゆず、三つ葉などの薬味を添えると表情が変わるのでぜひ試してみてください。
そして、もっと手早くソースを作るのに、市販の白だしを使うのも一つ。
(私もよく使います)
これだけでバチッと味が決まるので、常備しておくと時間がない時でも心強いですね。
今回は、「ハンバーグ料理を時短で作りたい」「ハンバーグのソースも効率的に作りたい」といった方に向けて、最小限の材料でできる煮込み用のソースレシピについて書いてみました。
ソースと一緒に、玉ねぎやにんじん、ブロッコリー、きのこなどの野菜も煮込めば付け合わせも同時に作れます。
また、煮込んでいる時間にサラダや味噌汁も効率的に用意できるので、時短したい場合にはもってこいの調理法ですね。
お肉とともに手軽に野菜もとれる煮込みハンバーグ、ぜひ献立に取り入れてみてください。
つるんっとのどごしがいいうどん。
こちらの記事では、シンプルでも大満足できるうどんの食し方について紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
(参考文献)
『おいしさをつくる「熱」の科学』佐藤秀美(柴田書店)
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