納豆はいつから?離乳食中期から色んなレシピに応用できる!必須テク3選

健康食品の代表の一つ、納豆。

大人にとってはごく日常的な食品ですが、離乳食を始めた赤ちゃんに試すときには気をつかいますよね。

いつから与えていいの?
ネバネバだけど?
加熱は?

この記事では、
✔︎離乳食での納豆の使い方がわからない
✔︎離乳食での納豆レシピを増やしたい

といった方に向けて、離乳食中期からの納豆の使い方色んなレシピに応用できる必須テク3選について紹介しています。



離乳食でも納豆は大活躍!

こんにちは、脳と心を育む栄養コンサルタントの高野( @takano_nao)です。

納豆は、パックから開けて混ぜるだけで美味しく食べられる優秀な食品。
おまけに栄養満点なので、大人の私たちでも身体のことを考えて、日々食べられている人も多いのではないでしょうか。

まず、納豆の栄養素をみてみましょう。
次のとおり実に多くのものがあります。

納豆の栄養素
✔︎たんぱく質
✔︎不飽和脂肪酸
✔︎ビタミンK
✔︎ビタミンB群
✔︎葉酸
✔︎カリウム
✔︎カルシウム
✔︎鉄
✔︎食物繊維
✔︎ナットウキナーゼ

大人が1日に摂る適量としては、納豆1パック(40g)。
たった1パックでこれだけ多くの栄養素がバランス良く摂れるのはすごいことですよね。

この中で、成長が著しい赤ちゃんにとって特に重要な働きとしては、

◎エネルギー代謝・細胞の新生を促す
◎骨を作る・丈夫にする
◎血管の健康を守る

というもの。

細胞の新陳代謝が盛んで体重も大きく増えていく時期。
離乳食で食べられるようになったら、積極的に取り入れていきたいですね。


離乳食の納豆どう使う?

離乳食で納豆が食べられる時期は、生後7〜8ヶ月頃の中期からになります。

中期といえば、1日2回食に移る時期ですね。
食べられるたんぱく質の種類もぐっと増える頃ですが、納豆の1食あたりの上限は15g程度

1パックが約40gなので、おおよそ半分弱と覚えておけば安心です。

赤ちゃんの消化機能はまだまだ未熟なので、納豆も同様に加熱することが必要になります。
湯を沸かした小鍋に入れて火を通すか、納豆を茶こしなどに入れ、熱湯を回しかけてください。

まだ口の動きはモグモグする練習になるので、納豆の粒が大きい場合は、細かく刻んであげてくださいね。

もともと細かく刻まれている“ひきわり納豆”であれば、刻む必要がないのでとても便利です。
うまく利用していきましょう。

納豆のもとになる大豆はアレルギー食品の一つ。
なので、初めて納豆を与える時には、“午前中に1さじから”というルールは守ってくださいね。



色んなレシピに応用できる!必須テク3選

毎日離乳食を作るのはそこそこ大変に思えますが、個々のレシピを必死で覚えるより、どんなふうに使えるか、そのテクニックを覚えた方が圧倒的にレパートリーは増えます。

たくさんあるように見える離乳食レシピも、調理過程をよく見るとたいてい似ているもの。

ここでは、離乳食作りに必須のテクニックを3つ見ていきましょう。

おかゆに入れる

離乳食の基本であるおかゆですね。
初期の10倍がゆ、中期の7倍がゆ、後期の5倍がゆと進みますが、その中にスプーン1杯程度を混ぜるだけでできます。

ご飯だけではなく、パンがゆ、うどんがゆに入れるだけで栄養満点の一品に。

納豆の粘りがあるので、おかゆにするだけでとろみがつくのも嬉しいですね。

スープに入れる

続いては、スープにも気軽に入れていきましょう。

大人用に作った味噌汁や野菜スープなどから離乳食用に取り分け、刻んだ納豆を入れて加熱したら完成です。

普段はスープに納豆を入れることはないと思うので、少し違和感があるかもしれませんが、離乳食の場合は全然問題ありません。

離乳食期は口の動きの発達を促すとともに、味覚もグングン育つ時期なので、特別な味つけをしなくても、野菜を煮込んだスープに合わせるだけで十分です。

野菜と和える

3つめは、野菜と和える、です。

野菜の離乳食を作る時に、納豆も一緒に入れて火を通せばできます。

今回は、いったん電子レンジで加熱して柔らかくした玉ねぎと納豆を耐熱ボウルに入れ、ふんわりラップをかけ、再度加熱しました。
(上のコラージュ写真です。)

また同じように、すり下ろした大根と納豆を耐熱ボウルに入れてレンチン。
大根が甘くなるまで500Wで90秒程度加熱するだけでできます。

どちらも野菜の甘みがたっぷり。
発酵食品の納豆もうま味が多いので、とても食べやすい一品になっています。



今回は、「離乳食での納豆の使い方がわからない」「離乳食での納豆レシピを増やしたい」といった方に向けて、離乳食での納豆の使い方と、色んなレシピに応用できる必須テクニックについて書いてみました。

これで漠然としていた納豆もスムーズに取り入れられるのではないでしょうか。

納豆和えは大人食でも使えます。
青菜やキャベツ、きゅうりやきのこなど、納豆で和えると美味しい献立がいっぱい。

市販の白だしやめんつゆで少し調味するだけで十分な副菜になるので、離乳食のついでに作れるのも嬉しいですね。


離乳食の目的や全体像について前もって理解しておくと不安が和らぎます。
こちらのページから離乳食の各時期の特徴についても、ぜひご確認ください。

離乳食の進め方は?


(参考文献)
『子どもに効く栄養学』中村丁次・牧野直子監修(日本文芸社)


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ABOUT US
高野 七緒
栄養コンサルタント/子育てアドバイザー/ライター。 育休復帰後に時短勤務を続けていましたが、仕事と家事、育児をこなすだけで体力も精神力も限界に。気持ちに余裕を持って子どもたちと関わりたい、そのために自分自身がもっと柔軟に働きたい、と思うように。 家族と自分を大事にするため個を発揮できる働き方へシフト。地方公務員として14年勤務後、食と教育の資格を複数取得し2020年からフリーに。 モットーは、“日々の何気ない食卓を子どもへの財産に変える”こと。