健康を維持するには食生活を整えることが大切。
栄養バランスのとれた食事を。
そんなの知ってるよ、わかってるよ、と聞こえてきそうですが、一番の基本である「色んな食材から栄養をとることが大切」の本当の意味を理解しているかどうか。
この理解があるかないかで、私たちの食生活は大きく変わってくるものだなぁ、と感じます。
この記事では、
✔︎栄養バランスがわかるアプリを知りたい
✔︎自分(我が家)の食生活にアドバイスが欲しい
✔︎ダイエットや糖質オフの食生活を継続したい
といった方に向けて、栄養バランスの本質を押さえつつ、無料でもサポート機能が充実していておすすめ!な栄養バランス管理アプリについて紹介しています。
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1.栄養バランスの本質を知ろう
こんにちは、献立作りを不要にする栄養コンサルタントの高野( @takano_nao)です。
“栄養バランスのとれた食事が大切”ということは多くの人が認識していると思いますが、
●なぜ大切なのか
●栄養バランスが良い、というのはどのような状態を指すのか
をはじめに確認しておきます。
栄養バランスをイメージする際に用いられるのが、次のような「ドベネックの桶理論」と呼ばれるもの。
(※この理論における最小値は必ずしも定まるわけではありません)
私たちは毎日の食事から栄養素をとっているわけですね。
当然、食べた量により、多くとった栄養素、あまりとれなかった栄養素、がまばらになります。
桶の側面を作る「側板」の高さが、取り入れた栄養素の量。
桶の水量が、食事全体の栄養バランス、のイメージですね。
桶の一番低い側板が栄養バランスの質に影響するので、一つでも低い側板があると、他に高い側板があっても、桶の水量(栄養バランス)は上がらないことに。
側板全体がなるべく高くなるように、まんべんなく栄養素をとるのが効果的、と言われる理由がここにあります。
例えば、骨を作る栄養素にカルシウムがありますが、カルシウムだけで骨は作られていません。
たんぱく質やマグネシウムやリン、ビタミン類など多様な栄養素があることのほか、運動からの刺激、十分な睡眠(成長ホルモン)が合わせて働くことによって骨は成長していきます。
また、血液を作るイメージがある鉄ですが、これも鉄のほか、たんぱく質、ビタミンB群、ビタミンCと複数の栄養素が関わっているんですね。
自分の食事の栄養バランスを整えたい!と思ったら、摂った栄養素を可視化するのが大切。
色んな栄養バランスアプリがありますが、自分に合ったものを見つけるためのポイントを見ていきましょう。
2.栄養バランスアプリを選ぶ時のポイント
自分の食事が栄養学的に見てバランスが取れているのか、なかなかわからないものですよね。
私も、これでバランス取れてるかなーと思ってアプリを見てみたら、意外に特定の栄養素が足りなかったりします。
そんな時に頼りになるのが、食事管理アプリ。
その特長は多様で、細かな点が異なってきます。
私が実際に複数のアプリを使ってみて感じるポイントはこのような点ですね。
アプリの人気ランキングを見ても、それらの違いがどこにあるかはわからないもの。
次に紹介する4つのアプリについては、それぞれの特長をまとめているので、ぜひ参考になさってください。
3.【無料で機能充実】おすすめ栄養バランスアプリ4選
今回、私が実際に複数のアプリを数週間使ってみた使い心地と、それぞれのメリットを挙げてみました。
忙しいと食事の記録をするだけでも負担になりがち。
なので、写真を撮るだけで記録ができる機能があるものを中心に、有料サービスは使わず、無料部分だけでも十分に使えるものをピックアップしています。
3-1.カロミル
●既存メニュー・外食・冷凍食品などから簡単入力
●塩分量のカスタマイズ可
●栄養価の自動計算あり(毎食の表示可)
●無料アドバイスあり(1日単位)
カロミルの一つめの特長としては、既存メニューなどを選択しても、自分の調味に合うように塩分量が修正できること。
他のアプリでは、既存メニューを選ぶと塩分量は固定のまま。
その点、カロミルでは、より実態に合った計算ができることになります。
つい多くなりがちな塩分を減らしたい人にとっては、とても親切なサービスですね。
カロミルの二つめの特長としては、毎食の栄養価が自動計算されるということ。
これも他のアプリにはないメリットです。
1日まとめてではなく、毎食の栄養価が目に見えると、どのような食事が体にとって良いのかが自然に身についてくるように思います。
3-2.FiNC
●既存メニュー・外食・冷凍食品などから簡単入力
●栄養価の自動計算あり
●無料アドバイスあり(1日単位)
●食事・運動・睡眠などの生活登録、コンテンツ確認・利用で独自ポイントが貯まる
●貯まった独自ポイントは1p=1円としてショッピングサイトで利用可
●オンラインフィットネスが1か月無料(ライブ・録画レッスン見放題)
FiNC独自の特長としては、次の3つ。
✔︎オンラインフィットネスとの連携により、運動が続けやすい
✔︎貯めたポイントは買い物で使用できる
使い続けたい!と思う工夫が多く見られますよね。
毎日食事や運動、体調を記録するだけでポイントが貯まっていくとモチベーションもアップ!
また、一人だとストレッチやウォーキングは続けにくいですが、いつでも隙間時間にジムのレッスンを見られると思えば、運動習慣も整えやすいですね。
ジムに通うのに比べて、FiNCのオンラインフィットネスは有料でも格安なので、この機会に試してみるのもいいかもしれません。
3-3.カロママ
●既存メニュー・外食・冷凍食品などから簡単入力
●入力画面がチャット形式で親しみやすい
●栄養価の自動計算あり
●無料アドバイスあり(毎食・1日単位)
カロママの一つめの特長としては、入力がチャット形式になっていること。
入力作業が事務的ではなく、入力するたびに、ぽんぽん会話が返ってくるので、チャットに慣れている人にとっては使いやすいですね。
二つめの特長としては、無料アドバイスが毎食表示される、ということ。
多くのアプリが1日まとめてのアドバイスなのに対し、カロママでは毎食の良かったところ、次にとるべき食事についてのナビがあるのがとても助かります。
3-4.あすけん
●既存メニュー・外食・冷凍食品などから簡単入力
●栄養価の自動計算あり
●運動登録のカテゴリー分けが細かい
(消費カロリーをより正確に把握できる)
●無料アドバイスあり(1日単位)
●おすすめレシピへのリンクあり
あすけんは写真入力ができないものの、運動登録のカテゴリーが細かいといったことや、食生活のアドバイスにとどまらず、レシピへのリンクがあったりと、かゆいところに手が届くサービスが特徴的。
日常生活の中で何気なく行っている買い物、料理、洗濯、掃除などの家事のほか、通勤や階段を上るといった行為であっても、積み重ねればかなりの消費量になります。
取り立てて運動らしい運動をしていなくても、普段の活動でエネルギーは消費できている、と自信が持てるのは嬉しいですよね。
また、二つめの特長である、おすすめ食材とレシピへのリンク表示。
直接レシピへ飛ぶことができるので、わざわざ検索する手間が省けるんですよね。
この点もほかのアプリにはないメリットだなと思います。
今回は、「栄養バランスがわかるアプリを知りたい」「自分(我が家)の食生活にアドバイスが欲しい」「ダイエットや糖質オフの食生活を継続したい」といった方に向けて、無料でもサポート機能が充実していておすすめ!な栄養バランス管理アプリについて書いてみました。
今回ご紹介した4つのアプリの中で、私が一番気に入ったのは“カロミル”。
理由は、既存メニューではなく、自分の味付けを登録できること、毎食の栄養価が把握できることで、次は不足しているたんぱく質を多めに摂ろう、と微調整ができるから。
それぞれアプリには特長があるので、ご自身の希望に合わせて、気になるものはぜひ試してみてください。
目には見えませんが、私たちの体の細胞は日々生まれ変わっていくもの。
食べ物や食べ方を変えることで、ゆっくりでも確実に体の状態は変わっていきます。
今よりもう少し自分の体を労わりたい、家族の食事を整えたい、と思ったら変わり時。
心強くサポートしてくれるアプリとともに、ぜひ新しい食生活を続けてみてくださいね。
コロナ禍を経て、さらに関心が高まっている“免疫力”。
免疫力を高める法則を知っておけば、風邪や病気はもちろん、原因不明の不調を遠ざけることができるかもしれません。
その一生モノのノウハウをこちらの記事にまとめてありますので、ぜひ参考になさってください。
ちょっと相談してみたい方は
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●栄養価の自動計算があるか
●食生活へのアドバイスがもらえるか
●操作性が良いか
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