うま味あふれる味噌汁を日常に。この具材ですぐにできる簡単3ステップ

日本人なら誰でも好きな味、お味噌汁。

朝食で1日の元気をチャージしたい時も、夕食で1日の疲れをほっこり癒したい時も、どんなシーンでも私たちに寄り添ってくれるソウルフードではないでしょうか。

日常に溶け込んでいるからこそ、使う具材も作り方も味も、家庭によって様々。

この記事では、
✔︎もっと美味しいお味噌汁を簡単に作りたい
✔︎栄養価の高いお味噌汁を作りたい

という方に向けて、簡単にできる3つのステップについて紹介しています。

 

1.【ステップ1】味噌汁の質を高める

こんにちは、献立作りを不要にする栄養コンサルタントの高野( @takano_nao)です。

忙しい毎日、食事のメインにはならない汁物を作るのに、長時間かけて出汁から作るという発想はこれまで私にはありませんでした。


離乳食を作っている時には昆布や煮干しを使っていましたが、子どもが1歳を超え、ある程度のものが食べられるようになり、また仕事復帰をしたことで出汁のことまで気にかける余裕は消えていきました。


家事にかけられる時間は激減。
そんな中、日常使いしていたのは市販の顆粒和風だし


子どもたちを保育園に迎えに行って帰宅後、小鍋に水を入れて、カット済みの食材を投入し、火にかけて顆粒だしを溶く。


そんな時短のお味噌汁でもそこそこ美味しくできていました。
子どもたちも主人もたいてい完食。


それでも、
もっと汁物を美味しく、かつ、より栄養価を高められる1品にできないか、1品で満足できるものを作ることができれば、毎日色々品数を用意する負担を減らせるのではないか‥。



そんな時に、改めて考え直したのが、“だしの質”です。


すっかり顆粒だしを使うのが習慣になっていましたが、本物の昆布で人数分の量をきちんと計って作ったお味噌汁の味に感動したことがありました。


忙しい日々ですが、少し気持ちに余裕があれば、
ぜひ本物の昆布を用意してみてください


慌ただしい朝、小鍋やボトルに水を入れて昆布をイン。そのまま冷蔵庫で保存すれば夜にはうま味がたっぷり出てくれています。


やはり本物の昆布から出るうま味は格別。
1人分のだしには、150mlの水に4cmのカット昆布1枚が目安になります。
4人分なら、約600mlの水に4cmのカット昆布4枚。


普段昆布を使っていないと、人数分の昆布の量が多いような気がするかもしれませんが、
だしの味は間違いなく変わってくるので、一度、味の違いを試してみてください。


 

2.【ステップ2】具材を掛け合わせる

うま味あふれるお味噌汁を作る次のステップは、具材を掛け合わせること。


すべての食材には、うま味成分であるグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸などがそれぞれに含まれています


なので、うま味のきいた美味しいお味噌汁を作るには、1種類ではなく、いくつかの食材を使うことがポイント。


普段、豆腐とわかめを使っているなら、玉ねぎやきのこも入れてみる。豚肉を使って作ってみる。

 

ここで、具材の掛け合わせでより美味しくなるポイントは、肉類を少し取り入れるということ。


たっぷりのうま味が含まれているので、次の掛け合わせを意識すると段違いに変わります。


◆うま味が倍増する具材の掛け合わせ
昆布(グルタミン酸)

野菜(グルタミン酸)

肉類(グルタミン酸・イノシン酸・グアニル酸)
※アクが出るのでしっかり取ってください。


我が家のお味噌汁の定番といえば、以前は、豆腐、玉ねぎや大根、わかめ、などが主流でした。
それが、掛け合わせの効果を知ってからは、時々豚肉ばらブロックや鶏ももを入れて普段との味の違いを楽しんでいます。


複数の具材を使うことで、単品で使うよりもうま味は格段にアップ
します。


ただ、うま味をより増やそうと、食材を多く入れ過ぎると“ごった煮”みたいになり、見た目が美しくなくなってしまうので、食材はほどよい量にしましょう。
(時にごった煮でももちろん美味しいですが‥)


この掛け合わせのコツは簡単にうま味を倍増させることができるので、ぜひトライしてみてくださいね。

3.【ステップ3】簡単にうま味がUPする“鶏肉”を使う


3つめのコツ、掛け合わせる肉類ですが、どの肉のどの部位を使ったらいいか迷う場合は、鶏肉のももをおススメします。


この鶏肉。
肉類の中でも、グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸の3つのうま味をすべて含んでいるので納得の旨さ。


たっぷりの昆布で出汁を取り、2、3種類の野菜を入れ、食べやすく切った肉類を投入。
これでもう、美味しくないわけはありません。


我が家では具材を変えつつ日々実践中ですが、一番評判がいいのは、やはり鶏肉を入れた時。
「今日のお汁おいしい・・」と子どもも主人も感想を言ってくれています。


昆布と豚肉、具沢山の野菜の組み合わせがとても美味しい「豚汁」は私たちに馴染み深いものですが、
豚汁とはまた異なった美味しさを手軽に日々の食卓に取り入れられたら、心のあたたまり感が増すなぁ‥と思うのです。



いかがでしたでしょうか。
今回は、「もっと美味しいお味噌汁を簡単に作りたい」「栄養価の高いお味噌汁を作りたい」という方に向けて、簡単にできる3つのステップについて書いてみました。

具材を変えるだけで、毎日食べても飽きることがないお味噌汁。

料理サイトで色んなお味噌汁が紹介されていますが、今回ご紹介したうま味の掛け合わせ方を知っていると、わざわざレシピを見なくても美味しく作ることができます

日本人の心も体も温めてくれるお味噌汁。
じっくりうま味を味わって、ほっこり時間を過ごしましょう!

 

ABOUTこの記事をかいた人

栄養コンサルタント/ライター。 育児復帰後に時短勤務を続けていましたが、仕事と家事、育児をこなすだけで体力も精神力も限界に。気持ちに余裕を持って子どもたちと関わりたい、そのために自分自身がもっと柔軟に働きたい、と思うように。 家族と自分を大事にするため個を発揮できる働き方へシフト。地方公務員として14年勤務後、複数の食資格を取得し2019年から異分野でフリーに。 モットーは、“日々の何気ない食卓を子どもへの財産に変える”こと。