【体験談7人】子育て期の働き方どうする?後悔しないキャリアの描き方

子育て期の働き方

働きたいのに子どもを預けられない
え、結膜炎で登園禁止?
“小1の壁”ってそんなに大変なの?

ワーママが直面する問題が注目されるようになって久しいですよね。

女性が働きやすい環境、男性も家庭に向き合える環境は、少しずつ整備されてきていますが、ワーママを取り巻く状況は依然変わっていないなぁと感じています。

この記事では、
✔︎子育てと仕事を両立できる働き方は?
✔︎先輩ママの働き方を知りたい
✔︎自分に合った働き方を探したい

といった方に向けて、ほかのママはどんなふうに働いてる?のリアルがわかる7人の体験談を見ながら、自分が求める子育てのあり方と、実現したい仕事のスタイルについて考えていきます。



1.慌てない!事前に知るワーママの障壁

こんにちは、献立作りを不要にする栄養コンサルタントの高野( @takano_nao)です。

1日のスケジュールがタイトになるワーママ。
一人ひとりの状況が異なるため、自分に合った働き方を模索する必要がありますよね。

保育園に入園したら。
小学校に入学したら。
それはもう想定外のことがバンバン起こってくるわけです。



立って仕事する女性

前もって立ちはだかる壁を知っておけば、できる準備も増える!ということで、保育園〜小学生の時期にママが直面する問題をいくつか挙げてみました。

ワーママの障壁
●子どもの急病で仕事を休むことが増える(すぐに有休がなくなることも)
●気象警報発令で保育園・小学校から急遽お迎えを求められる
●学童によっては、気象警報時の受入れが不可のことがある
●小学校の行事・懇談会などは平日開催が多い
●職場では、責任ある仕事を任せてもらえない、昇進から遠くなる、評価が下がる、など
●単調な、ルーティンな仕事が多くなり、マミートラックに陥る
●帰宅後の数時間で、夕食調理、夕食、お風呂、はみがき、寝かしつけを猛スピードでこなすことになり疲労困憊状態に
●習い事ができる時間が限られる
など

どれも、働くママにとっては調整や配慮が相当必要になる問題。
文字通り、時間と体力が勝負になるわけですね。


私の住む地域の小学校では、市立学童は気象警報発令時には状況をみながら下校、ということになります。
登校前に警報が出ていたら、学校は臨時休校になるので、学童も閉まることに。

そうなると、朝から子どもを預けるところがなくなるんですよね。

自分がその日、急に仕事を休むのが難しい場合にそなえて、市立学童に加えて民間学童をダブル登録しているママも多くいらっしゃいます。



腕時計

また、子どもが小さいうちは時短勤務をする方が多いですが、もちろん勤務しただけのお給料となるので、フルタイムの時よりガクンと収入が下がることもあるんですね。

仕事の責任はそこそこ持ちながら、時間のやりくりに必死、出産前より公私ともに明らかに動いているのに、お給料は半分程度、の状態にも。

結果、仕事へのモチベーションが下がったり、やりがいを感じられなくなったり。
疲れ切ってしまったママも多くいるので、よく耳にするワーママ問題を具体的にイメージしておきましょう。


2.子育て期の勤務スタイル

オンライン会議

子育てするママに配慮した勤務スタイルも多様になってきましたよね。

コロナ禍の今増えつつあるリモート勤務、在宅勤務は、子育てママにとっては非常に嬉しい制度。

育児と両立しやすい仕事内容にくわえて、勤務スタイルも職場と相談したいところですね。

<ワーママの働き方>
●フルタイム
●時短勤務
●リモート/在宅勤務
●パート勤務
●フリーランス


実際に、週4日在宅勤務しているママのお話を聞くと、
・通勤時間がなくなって精神的にかなり楽になった
・ビデオ通話とチャットで十分に意思疎通が図れることがわかった
・買い物など家事をする気持ちにゆとりができた

と好感触。

これまでリモート勤務制度がなかったり、在宅ではできない仕事だと思い込んでいることでも、本当にリモート/在宅でできないものか、新たな視点で考えてみるのも一つですね。

今お仕事をしている方も、これから転職や就職を考えている方も、“自宅で働く”を選択肢に加えてみるといいかもしれません。



3.【体験談7人】先輩ママのキャリアの描き方

タブレットを持つ女性

今回ご紹介するのは、私を含め7人。

働き方について取材させてもらったのは6人ですが、私の周りにはこのほかにも、出産後や育休復帰後に働き方を変えたママは本当に多いんです。

仕事への想い、子育てへの願い。
簡単に状況を変えられるものではなく、時に人生をかけた大きな決断が必要になってきます。

少し先をいくママたちの事例を参考に、今後のことを考える時間を持ってもらえたら嬉しいです。


3-1.ケース1:私(高野)の場合

パソコン操作する女性

【仕事】
公務員→フリーランス(コンサルタント)+家業
【子ども】
8歳男/6歳男
【長所】
●仕事時間を柔軟に決められるようになり、自分のやりたい仕事ができるので満足度が高い
●仕事が自身の実績として積み上がる
●子どもに習い事をさせたいという希望が叶い、満足している
【短所】
●家事・育児・家業にかける時間が重なり、自分の仕事時間を確保するのが大変な時がある
●収入が安定するまで時間がかかる


私が仕事を変えた理由は、
・人を作る食事の大切さを痛感した
・子どもと向き合う時間がほぼなかった
・マミートラックに陥った
・家業に携わる必要があった

と色々あります。

1年ほど悩んたのち、14年勤務した公務員を退職して、食関連の資格を複数とりました。
公務員時代に栄養や食に関わる仕事を少ししていましたが、個人で活動するのはもちろん初めて。

一から全て自分で考えて動きながら仕事を作っていくのは相当に大変ですが、私としては決められた仕事を全うするよりも、リアルな反応をその都度いただけるのでやりがいを感じています。



外を見る女性
裏方的な仕事よりも、自分の仕事が目の前の人に役立っている
そう実感できる仕事にやりがいを感じる、80代まで現役で働きたい、と気づけたことで、思い切った決断ができたんですね。

子どもの体調や予定に合わせて柔軟に動ける点も大きなメリットだなと感じています。


3-2.ケース2:Aさんの場合

カラフルなイラスト制作

【仕事】
会社員→週3会社員+フリーランス(クリエイター)
【子ども】
12歳女/7歳男
【長所】
●子どもたちの学校の予定に柔軟に対応できるので、今の働き方に大変満足している
●長年のスキルを活かせるのはフリーランスの良さだと実感する
●PC1台あればどこでも仕事ができる
【短所】
●収入面はやや下がったが、大きな不満は今のところない


Aさんは、会社員時代に取引のあったクライアントさんを受け持つ形で、フリーランスとして契約してお仕事されています。

それまで会社の枠組みでしかできなかった部分が大きく変わり、自身の責任で仕事の幅を広げていけるのでとても満足しているとのこと。

週3回はこれまでどおり会社に出勤する形となるため、ハリのある生活リズムを保つのにバランスがよいと言われています。


3-3.ケース3:Bさんの場合

パソコンで仕事する女性

【仕事】
会社員を継続(事務職)
【子ども】
6歳男/4歳男
【長所】
●勤務19年目であり、それなりのスキルや信頼を得て仕事ができている
●資格をとって就いた好きな仕事ではあるので、やりがいを感じている
【短所】
●リモート勤務がしにくい仕事のため出勤が必須となり、1日のタイムマネジメントが大変
●子どもの急病で休まざるを得ないことが重なると、同僚に仕事をお願いしづらい
●子どもの急病や気象警報などで子どもを迎える場面が増え、有休がすぐになくなる


Bさんは、やりがいのある仕事を続けている反面、子どもに向き合う時間を取れない、学校行事に出席できない、毎日のワンオペがつらい・・と、とにかく時間にゆとりがないことにかなり悩んでいる様子。

このまま今の生活を続けていると、私自身が壊れてしまいそう、子育てに後悔しないかな、と感じるとも。

会社の制度を変えるのは厳しいけれど、今より働きやすい形を考えたいと話してくださいました。


3-4.ケース4:Cさんの場合

デザインされたノート

【仕事】
会社員→フリーランス(クリエイター)
【子ども】
7歳女/6歳女
【長所】
●会社員時代のクライアント数名から依頼を受けており、安定した仕事ができている
●自分のペースで進捗管理できる
【短所】
●学童を利用しておらず、小学生の子どもは15時ごろに帰ってくるので、仕事時間を確保するのが難しい
●夫が土日仕事になることが多く、週末もほぼワンオペ。土日に仕事が重なるとフリーランスの厳しさを痛感する


会社員時代、通勤に片道1時間かかっていたというCさん。
フルタイムでの勤務だったので、1日の動きとしては相当辛かったと振り返ります。

この状況のまま子育てはできないと考え、上のお子さんが年長の時にフリーに転身
今はお付き合いのあるクライアントさんから定期的なお仕事をいただいておられます。

今後の課題は、新規顧客をどう開拓していくか
自身のサイトがないため、苦手意識のあるweb周りの環境を整えることに挑戦中です。


3-5.ケース5:Dさんの場合

お洒落なレストラン

【仕事】
会社員→パート(調理)
【子ども】
11歳男/8歳男

【長所】
●子どもが小学生のうちは家で帰りを迎えたいという希望を叶えられているので満足している
●今は週3勤務だが、子どもの成長に合わせて仕事量を調整できる
【短所】
●安定した収入ではあるが、会社員時代の半分程度の収入となった


母親が働いていたため、学校から帰ってもずっと寂しい思いをしていたというDさん。
なので、自分の子どもには同じような思いをさせたくないと、出産を機に退職されました。

上のお子さんが小学校に上がるタイミングで、パートの仕事をスタート
もともとアパレル関係で企画の仕事をしていたので、先でまた同じような環境で働きたいという目標をお持ちです。

今後、子どもの手が離れた段階で週4-5回働けるよう、空き時間でスキルアップもされています。


3-6.ケース6:Eさんの場合

アロマ

【仕事】
会社員を継続(研究開発)
【子ども】
8歳女
【長所】
●専門職の資格を活かして働けているので満足している
●家族の理解のもと、大きな案件の仕事もできているのでやりがいは非常に感じている
【短所】
●地方・海外出張もあるため、小学校入学を機に、子どもは祖母に預けることとなった
●長期かつ不定期で自宅を空けることもあり、夫や子どもと一緒に過ごせる時間がなかなか持てない


大手メーカーで香りについての研究開発をしているEさん。
お子さんはおばあ様宅で生活し、小学校に通学しています。

家族の理解・合意があるとはいえ、子どもより仕事を優先しているという自分自身の後ろめたさは消えないとも。

自宅を空ける出張を減らしたり、出張がない部署に異動するなど、今後、親子の時間を持つ必要性を痛感されています。


3-7.ケース7:Fさんの場合

デスクに置かれたノートパソコン

【仕事】
公務員→地元の公務員に転職(事務職)
【子ども】
9歳女/6歳女
【長所】
●公務員での経験を生かして転職したので、スキルがそのまま積み上がっている
●夫の実家に近い地域に引越したため、義母からの手厚いサポートを受けて仕事も育児もできている
●安定した収入を確保できている
【短所】
●今は時短勤務であるが、子ども2人ともが小学生になればフルタイムしかないため、タイムマネジメントが大変
●仕事と家庭を両立しやすい職場ではあるが、マミートラックを感じることもあり、仕事への不安がある


前職場より働きやすいとはいえ、小さい自治体であるため、一つの部署で管轄している仕事内容が多く、ときに残業になるというFさん。

お義母様が子どもを見てくれたり、食事を作ってくれたりするサポートのおかげで何とか仕事ができていると振り返ります。

公務員としては、前職から引き続いての15年目。
仕事に十分に慣れている反面、さらに新しい経験を積みたいとも話してくださいました。



4.自分の“在りたい”を熟考する

クレヨンで書いたハート

7人の体験談はいかがでしたでしょうか。
それぞれの状況での葛藤が分かりますよね。

働き方について何かモヤモヤすることがあるなら、それは自分自身のこだわりや大切にしたいことの現れ

慌ただしいとつい流されてしまいますが、頑張っている自分を大切にするためにも、自分の“在りたい”気持ちを見つめていきましょう。


4-1.求める子育てのあり方

散歩する親子

今は、“教育の主体は学校”のようなイメージを持っている保護者も多い、と聞きます。

学校が手厚い支援を行っているとそう勘違いする保護者の方もいるかもしれませんが、教育やしつけの主体は本来、家庭(親)なんですよね

そうはいっても、仕事をしながら子どもに向き合おうとすると、どうしてもかけてあげられる時間が限られる、どんな子育てをするべきか、今の子育てでいいのか、に直面することも多いと思います。



赤ちゃんを抱える女性

よく言われるように、子育てに正解はありません。
親が良いと思って行ったことが、同じように子ども自身にも良かったと受け止めてもらえる保証もありません。

それだけに、自分の中に、または夫婦で共通した軸がないと、行き当たりばったりの“継ぎはぎ育児”になりかねないわけですね。


私の場合、子どもの乳児時代は毎日いっぱいいっぱいすぎて、こんな子育てをしたいとか、教育方針はこれで、のような確固たるものがありませんでした

自分には育児の軸がない、と気づいた時は少し焦りましたね。
周りの家庭に比べて遅れをとっているようで。
(↑この比較もいけない・・笑)

軸といっても、額縁に入れて掲げるものじゃないし、誰かに見せるわけでもないので、大まかな方向性、みたいなもので十分なんだと思います。

夫婦で共有できていれば、「子どもは自然体が一番なので教育方針はなし!」でもいいわけです。



リボンで作ったハート

参考に、我が家の子育ての方向性は次のとおり。

●自己肯定感を身につける
●やりきる力を身につける
●親子の対話や習い事で興味・能力を広げる

文字にすれば数行ですが、実践の過程は相当に大変なものですよね。

子育ては困難やトラブルの連続。
何か悩んだとき、つまづいたときには、この方向性を思い出しています。

つい感情的になってしまいそうな場面でも、方向性があることで、少し落ち着きを取り戻させてくれます


4-2.求める自分の働き方

打合せをする女性2人

自分にとって叶えたい子育てが見えてきたら、それを実現できる私の働き方はなんだろう、って思うのではないでしょうか。

産後の働き方を考える時に出会うのが時短勤務。
私も1日に6時間勤務するパターンと、週4日勤務するパターンと2つ試したことがあります。

結果、どちらの働き方も私にとっては満足いくものではありませんでした。

実際に試してみないと、どんなふうに生活がまわるかわからないもの。

自分が望む子育てができる働き方と、仕事にやりがいを持ち続けられる働き方の両方を叶えることは簡単ではありませんが、悩みながらも動きつづけていれば一歩一歩近づくのではないかなと思います。



才能はあなた自身

新しいことに踏み出すのは誰だってはじめは緊張するし怖いもの。
でも、意外に目の前のことに集中していれば“できちゃう”んですよね。

恐れるに足りない。
現状を絶対に変えたい!と思ったら動き時

今は数多くの選択肢があるので、いろんな働き方ができる時代ですよね。

マンツーマンで丁寧にサポートしてくれるサービスもありますので、自分の想いと直感を信じて進んでいきましょう。



いかがでしたでしょうか。

今回は、「子育てと仕事を両立できる働き方は?」「先輩ママの働き方を知りたい」「自分に合った働き方を探したい」といった方に向けて、ほかのママはどんなふうに働いてる?のリアルがわかる7人の体験談を見ながら、自分が求める子育てのあり方と、実現したい仕事のスタイルについて考えてみました。

人生が変わるような大きな判断をするのは、勇気がいるし時間もかかるもの。

まずは、気になる働き方を調べてみる、実際に転職したママ、再就職したママの話を聞いてみる、といった身近にできることから始めてみてくださいね。



転職や再就職には新たにスキルアップしたい!と思うこともありますよね。
自分にぴったり合う資格とその活用法については、こちらの記事で紹介していますので、合わせて参考になさってください。

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ABOUT US

高野 七緒
栄養コンサルタント/ライター。 育児復帰後に時短勤務を続けていましたが、仕事と家事、育児をこなすだけで体力も精神力も限界に。気持ちに余裕を持って子どもたちと関わりたい、そのために自分自身がもっと柔軟に働きたい、と思うように。 家族と自分を大事にするため個を発揮できる働き方へシフト。地方公務員として14年勤務後、複数の食資格を取得し2019年から異分野でフリーに。 モットーは、“日々の何気ない食卓を子どもへの財産に変える”こと。